藤沢周平さんの映画ははずれが無い。武士の美意識に共感できる作り方に納得。

必死剣 鳥刺し

必死剣 鳥刺し

藤沢周平の「隠し剣」シリーズの一編が原作の時代劇。豊川悦司が、苦悩を抱えながら藩主暗殺を阻止する剣客を好演している。クライマックスの壮絶な立ち回りが見どころ。

豊川悦司も秀逸。岸部一徳、小日向文世と実力派が揃っていて安心して見れる作品。

 

豊川悦司さんは「12人の優しい日本人」という名作がある。もちろん作家三谷幸喜氏も凄いのだが、豊川さんの雰囲気が絶品である。それ以降彼のファンになった。

 

十二人の怒れる男

十二人の怒れる男

 

 

 

(映画『十二人の怒れる男』も凄くいい作品。「物語は脚本が面白ければ場所など関係ない」という説を実現している作品だと思う)

 

 

 

 

時代劇は好きである。強烈に武士を意識した男たちに、愛着と美意識を感じる。

もっといろんな監督が時代劇を撮ってくれればと願う。

 

ただ、民放のテレビ用に作られた時代劇シリーズは「娯楽」と銘打っている内容で、私はあまり見ない。
最近NHKで放映された「鼠、江戸を疾る2 」も「娯楽」もので、私はダメである。NHKの時代劇は好きなのだが、やはり内容次第だ。
これは私の好みなので、批評ではない事を記しておく。

★5つにしたいのだが、他の藤沢映画と比べて、ちょっと陰惨な後味が残ったので★4つ。