熱中症の要約(まとめ)

夏本番になると、気がつかないうちに熱中症になってしまう。

熱中症のサイン(吐き気や頭痛、こむらがえり、だるさ、顔が赤くなる)を見つけたら、すぐ応急処置をとること。

涼しい場所に移動する。
衣服を緩める。
オルを濡らして顔や手足に当てたり、うちわなどで扇いだりして身体を冷やす。
市販のスポーツドリンクなど、水分を補給する。

上記の措置で直らなければ、直ちに救急車を呼ぶこと。

今後多発する熱中症に気をつけたい。

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熱中症とは

暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である。

本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全をいう。

 

表面的な症状

めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)など。

国立衛生研究所の資料
25℃あたりから患者が発生し(段階的に増え)、31℃を超えると急増する。

日射病とは違い、室内でも発症するケースが多い。

高温障害で、日常生活の中で起きる「非労作性熱中症」スポーツや仕事などの活動中に起きる「労作性熱中症」に大別することが出来る。

2007年の死亡者は904名だった。

65歳以上の人が半数以上で、年齢が高いほど発症率が増している。

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熱中症の原因

前日より急に温度が上昇した日。

温度がそれほど高くなくても多湿であれば起こりやすい(なぜなら、汗による蒸散ができず、体内の熱を発散できなくなるため)。

涼しい室内で作業をしている人が、急に外に出て作業した場合(暑さに慣れていないため)。

安全上薄着になる事が不可能な工事現場、製造業、災害救助現場。

長時間にわたる屋外でのスポーツや行動、屋内でも防具や厚手の衣服での行動

時間帯

午前中では10時頃、午後では1時から2時頃に発症件数が多い。

季節

梅雨明け後、7月、そして特に8月に多い。

 

 

厚生労働省による『H27熱中症予防リーフレット』

厚生労働省

厚生労働省

暑さを避ける。

屋内では、扇風機、エアコンで温度を28℃以下に調整する。

遮光カーテン、簾(すだれ)、打ち水などにより室内に侵入する熱を軽減する。

屋外(外出時)では、日傘、帽子の利用。

通気性、吸湿性、速乾性の良い衣服の着用。

危険性の高い時間帯の外出を抑制する。

保冷剤、水、冷たいタオルなどで身体を冷やす。

こまめに水分補給をする。

室内、室外でも喉の渇きを感じなくても水分、塩分、経口補水液など補給をする。

食塩補給源の例として、梅昆布茶、味噌汁、梅干し、煎餅、食塩を含んでいる飴など。

電解質を含まない水分だけを補給した場合、低ナトリウム血症を起こす事がある。

熱中症の対応処置

最も重要な事は身体を冷やすこと

直射日光のある場所から日陰・木陰に移動させ衣服をゆるめ安静にさせる。

体表面に水を付け気化熱を利用し体温を下げる

意識が明瞭ならば、0.1% - 0.2%の食塩水、経口補水液、スポーツドリンクなどで水分を補給する。

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意識混濁の場合は口に入れたものが気管・肺に入るおそれがあるので中止する。

痙攣、意識不明や混濁症状を呈する場合は救急搬送し医療機関での治療が必要。

ペットの熱中症

イヌは汗腺が少ないため特に5月から10月にかけて熱中症にかかりやすいとされている。

散歩の際には舗装道路からの反射熱がイヌに大きな影響を及ぼすため注意が必要とされている。

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