答えは、あったほうが良いですね。


ただし場所や人数によっては椅子を代用した方がいい場合もあります。

ひな壇は重たいしかさばるので、写真屋にとって結構負担になります。

持ち運びには車が必ず必要ですし、結構頑丈な台車がいります。

ひな壇設置は、意外と派手な音をたてますし、設置する場合、周りを片付けなければいけないので、色々セッティングをしている会場では、使用できない場合もあります。

また余計な料金がかからなくてすみますので、少人数の場合は椅子をお勧めしています。

少人数の時は、会場の椅子を使ったほうがすばやく並べられますし、見え方もあまり変わりません。


写真撮影はイベントの一部です。どの形が一番よいかは主催者の判断です。

つまり、ケイスバイケースです。

よく考えて下さい。

 

ひな壇

 

 

ひな壇は写真館の必需品です。

写真を仕事にしている人ならみんな持っているわけではありません。

たとえば雑誌系の写真を撮影する人やスナップ系の仕事をする人は持っていません。

私は東京時代、広告代理店の仕事をしていたのでひな壇は持っていませんでした。

しかし長崎に戻ってきてスタジオを経営していたので買いました。意外と値段は高く、追加のオプションを入れて20万円以上しました。

いつも使うのは2段3基のセットで、約50人の集合写真が撮影できるタイプです。

50人以上の場合は、追加の段を後ろに組み3段にするのですが、3段というのはかなり高さが高くなり、年配の方や子供たちの場合は安全を考えて使いません。

なので、大人数の同窓会や100人ほどの集合写真はかなり気を使います。

ひな壇

 

 

最近になって、集合写真のすごさを感じています。

自分の幼稚園時代、小学生時代、中学生時代とみんなと写った集合写真がありますが、写真を見て初めて忘れていたみんなを思い出せます。

こんな奴が居たなーとか、あの子はこんな顔をしていたって、一瞬で過去へタイムスリップ出来るのです。

すごい事です。

RZ67

(デジタルカメラの性能がよくなるまで、フィルム式の6X7(ろくなな)で集合写真を撮影していました。今でもこのカメラのほうがきれいに撮れますよ。)

 

ちゃんとした集合写真というのは、撮れそうで撮れないものです。

現在こんなにカメラやスマホが普及して写真はとても簡単に撮れる時代になりました。

だけど、自分の周りの少人数の写真はありますが、「ひとかたまりのその時代を共有した」写真はほとんどありません。

又あったとしても、スマホやコンパクトカメラの写真では解像度やレンズの性能が低くて、プリントしても30人以上の顔がはっきりわかる写真は出来ないのです。


写真は感性だけで撮るものではないと思うのです。

何の変哲のない写真でも、写真屋の技術がしっかり入っているものです。


「写真屋さん、お願いします」って言われたとき

「わかりました」と答えます。

たかが写真ですが、されど写真です。

長崎県地域文化章授与式


この写真がいつか、あなたたちの人生の大切な人生の思い出になるのは間違いないでしょう。

そう思いながら、私はシャッターを押すのです。