発表会

これは、集合写真を撮る時の話です。

時々、子供たちが花束を持って集合写真に並ぶ時があります。

花束

花を持つのはとても華やかで、画面が明るくなっていいと思いますが

小さな子供たちは特に、顔の近くに持ってしまいます。

これが要注意なのです。

写真を撮る時、業務用の大きいストロボを使います。

このストロボは、皆さんのカメラについているフラッシュの何百倍も強い光を発光させます。

しかし、一瞬なのでその光がどんな影を作るのかは、私たちにもわかりません。

今は、デジタルカメラなのでその場で影のつき方がわかりますが、

フィルム式の場合、現像がすむまでどう映っているのかわかりませんでした。

乱反射の光

光は一定の強さで、集合写真のみんなに当たるのですが、みんなの持っている花束のパラフィンにもあたります。

表面が光沢のものは、強い光が当たると鏡みたいになってしまいます。

花を包んでいるパラフィンも鏡みたいになってしまうのです。

そのせいで、乱反射を起こし顔にしみの様な光が当たってしまいます。

 

乱反射

顔に当たらないように、花束をしっかり持たせても

正確にその位置を維持する事は、人間には出来ません。

親指をほんの少しずらしても、花束のパラフィンの鏡の角度は変わり

又最初からやり直しです。

せっかく先生が用意してくれた花束ですが、大きければ大きいほど

乱反射してしまいます。

ですので、花束を持たせる時は、おへそのあたりに下げ、万が一乱反射しても

なるべく顔に当たる確立が低くなるようにします。

これはしょうがない事で、ストロボ使用の撮影では、プロのカメラマンといえどもどうしようがありません。

 

めがねの反射

これもまた、しょうがない事でめがねをかけている生徒や先生の顔の向きで、反射が起きてしまいます。

カメラマンが何度もシャッターを切るのは、そんな不確定な要素をなるべく避けるためにシャッターを切るのです。

3枚も4枚も撮影すれば、そのうち一枚は、きれいに撮れている場合があるからなのです。