フラッシュをたかない撮影
最近のピアノ発表会の撮影は、フラッシュをたかなく
場内の明かりだけで撮影する事が増えました。
これはカメラの性能がよくなったからです。
演奏会の会場は、意外と暗いのです。
なので、昔はフラッシュをたかなくては写りませんでした。
現在はカメラの性能が上がり、暗いところでも
綺麗に写るようになったのです。
ただし、どんなにカメラの性能がよくなっても
フラッシュを使ったほうがいい場合があります。
フラッシュを使ったほうがいい場合
1.光が極端に暗い場合
これは、どうしようもありません。
舞台のそでや客席、受付なんかも暗いですのでフラッシュをたきます。
2.動きが激しい踊りなどの場合
フラッシュをたかない場合、シャッタースピードを遅く設定しています。
あまり動かないピアノ演奏は大丈夫なのですが、早い動きの踊りは
ぶれてしまう場合があります。
ケースバイケースですが、フラッシュをたいたほうがはっきり写ります。
3.スポットライトが強すぎる場合。
一般の会場は、ライトの方がいますので、特別の場合を除いて
光が強すぎる事はありません。
しかし、複合施設などの場合、自前でライティングしなくてはいけない場合があります。
たとえば、旧香港上海銀行などで、雰囲気はいいのですがライトは小さいスポット系があるだけです。
多良見の図書館ホールも照明設備はありますが少し強いスポットがあり、この場合、フラッシュなしで撮るとコントラストがつきすぎてあまり綺麗に撮れません。
こんな場合はフラッシュをたいて、強すぎるスポットライトを和らげたほうがいいのです。
コンサート会場では、強い光やカメラの音はあまりないほうがいいのですが、ケースバイケースという事になります。
いずれにせよ、主催者である先生と相談して、やり方を決めるのが一般的です。