東北王国(1) 日本中央碑の謎
東北の謎である。 日本中央碑とは、1949年(昭和24年)6月21日、当時甲地村であった石文集落近くの赤川上流で千曳在住の川村種吉により発見された、高さ1.5mほどの自然石に「日本中央」と刻まれた碑である。 ウィキペディ […]
神生みのイザナギとイザナミ 女神が誘うと駄目だった理由
日本の国土創世は、イザナミ、イザナギによって作られたと書いている。 イザナギとイザナミの二神が天の橋に立ち、矛で混沌をかき混ぜて島を造った。 そして、矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)と […]
赤い糸伝説は「へその緒」
長崎県長崎市にはランタンフェスティバルという催しがある。 中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とするとして、新地中華街をはじめ、各所に約15,000個にも及ぶのランタン(中国提灯)や、大型オブジェが飾られ、街をあげ […]
杵と臼 長崎のヤマトタケル伝説 八剱神社より
長崎は平地が少なく、現在はほとんど埋め立て地で構成されている。 なので、古い神社やお寺がある場所は昔の海岸線の近くだったと思ったほうがいい。 川も暗渠となり、現在では昔の地形の面影は何一つない場合が多い。有名な思案橋もそ […]
金比羅とキラと修羅シュシュシュ
長崎は港町なので、山の上には金比羅神社がある。風情のある神社なので時々登って参拝をする。 調べ物をしていた時「金比羅船々」の唄の項目に出会った。 香川県民謡 こんぴら船々 追い手に 帆かけて シュラシュシュシュ 回れば […]
君が代の歌詞と九州王朝
古田武彦氏の「盗まれた神話」の中に「君が代」という文章があった。 読むに連れ、納得したのでご紹介したい。 これは、ウィキペディアにも掲載されているのでご一読をおすすめする。 君が代についての基本知識 君が代(きみがよ)は […]
神の名を持つ天皇たちの謎
神功皇后の鎮懐石の話が不思議で、色々調べていると、天皇の名前に神という字がついている天皇は3人しかいないという話に複数出会った。 色々その理由を書いていたが、神の如き働きをしたのでという理由が多かったと思う。 さらに、天 […]
雲仙地獄でキリシタン拷問の事実を若者に伝える時
大型連休で、都会に出ている子供達が帰郷し、その友達のリクエストで雲仙までドライブをする事になった。 雲仙は歴史も古く、見どころが沢山あるのだが、歴史に興味のない若者達にすれば、古びた神社や遺跡よりは、白煙を盛大に立ち上ら […]
武装する吉利支丹伴天連 in 長崎
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が、紆余曲折を経て、2018年6月30日第42回世界遺産委員会において登録が決定した。 これは、日本におけるキリスト教の形を示した歴史的な事柄であり、長崎市民とすれば、何らかの形で評価 […]
勾玉はイヤリング メイドインジャパンの証
神器とは日本神話において、天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたという鏡・玉・剣のことである。 八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)という。 改めて言うこともない […]
紀元前二世紀の硯と「ひらがな」の最初
素敵なニュースが飛び込んできた。 北部九州に紀元前の硯製作跡 国内の文字使用開始、300年以上さかのぼる可能性 https://mainichi.jp/articles/20190219/k00/00m/040/2360 […]
女陰を損傷した女性たちの謎
古代史を読んでいて異様な思いにとらわれるのが、このほと(女陰)をついて死んだという表現があるからだ。 現代の私達からすれば、当然びっくりする。男にしてみれば、男根を切って死ぬという事になる。これはなにか深い意味があるに違 […]
縄文のビーナスは出産時に握りしめた 生活用品としての土偶たち
土曜ミステリーという番組で縄文のビーナスのレプリカを持つという映像が紹介された。 縄文のビーナス(じょうもんのビーナス)は、縄文時代中期に製作されたと見られる土偶。妊婦を象っており、高さは27cm、重さ2.14kgである […]
前方後円墳は海に浮かぶ神仙の壷
前方後円墳は何故あんな形なのか、何度も考えそのつど文章を書き殴ってきた。 しかし、今回の説はファイナルアンサーである。 なぜそう考えたのかには理由がある。 この記事を発見したからだ。 奈良の箸墓古墳 被葬者は岡山出身?カ […]
なぜアイヌ語と日本語は全く違うのか 縄文人は2度やってきた
アイヌという存在を語る時、日本の先住民という一般的な知識以外に何も思い浮かばない。 そして、北海道の地名がアイヌ由来であるとか、木彫りのクマの置物が思いつく程度である。 アイヌ人には縄文の遺伝子が多く存在していて、古代よ […]