尖底(土器)でなくては駄目だった理由
尖底土器(せんていどき)とは、先が尖っている土器である。 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 日本の縄文時代早期の土器の一般的特徴で前期初頭にもある。(抜粋) まず日本独自ではなく世界中にあるという事と、文明の初頭に作ら […]
ヒルコとスサノオ 戻ってきた倭人達
不思議な話がある。 イザナギ、・イザナミの国産みの話である。 女性である伊邪那美の方から男性の伊邪那岐を誘ったために、ちゃんとした子供が生まれなかったとある。 最初に産まれた子供である水蛭子(ひるこ)を葦舟に乗せて流して […]
古事記の邪馬台国 九州国産み考
肥の国の区分 昔の九州の地図を見て、未だにすっきりしないのが、肥の国の区分である。 肥の国だけが分断されている事に関して、誰も疑問に思わないのだろうか。 その明確な理由を知りたい。 ネットの意見としては 1.海を挟んだ一 […]
神道は宗教か 日本人の根源を探る
神道は宗教ではないという一文を何処かのサイトで読んだ覚えがある。 その時は、そうかもねって思ったくらいだが、最近また気になり始めた。 ネットでそのあたりのHPを探してみた。 宮司の論文 「神道」は宗教ではあ […]
万世一系 男系継承の謎
最近即位の問題で、男系女系が取りざたされている。 女系天皇、女性宮家の存在を認めよと、政治的な思惑が強い政党が盛んに意見を述べている。 それに対抗する人々の意見も多く、改めて天皇家の存在の意義を世間にひらしめた感がある。 […]
「倭」という字は稲作をする人々という意味
倭という字は古代史で頻繁に出てくる文字で、いい意味ではないといわれている。 しかし、語源を見ればそれほどの別称ではない事はわかる。 よく言えば稲作をする人々とも読める。 https://okjiten.jp […]
前方後円墳は女性である
夫婦と思われている古墳がある。 男狭穂塚(おさほづか)古墳と女狭穂塚(めさほづか)古墳である。 九州の宮崎にある、たくさんの古墳の中でひときわ大きく、二つが寄り添うように存在している。 地域では瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) […]
九州倭人王朝と秦王国
この話は、とても重要だと思うのだが、学会ではただのヨタ話で片付けられている。 古田武彦という方がいる。邪馬臺国に興味のある人なら誰でも知っていると思う。 「邪馬臺国」はなかった、失われた九州王朝、盗まれた神 […]
武士は縄文人 日本は縄文遺伝子によって牽引されてきた
外国の学者が鎌倉武士の骨を調べたら、縄文系だったという記事があった。 1989年に、ミシガン大のローリング・ブレイス教授らは「Reflections on the Face of Japan」という論文をAmerican […]
ノアの方舟と天孫降臨
世界各地に洪水伝説がある。 一番有名なものは、ノアの方舟である。 旧約聖書の『創世記』(6章-9章)に登場する、大洪水にまつわる、ノアの方舟物語 それ以外にも、シュメルの洪水神話、ギルガメシュ叙事詩、等がある。 世界的な […]
「食べ物の神」殺人事件
保食神(うけもちのかみ)という神がいる。 日本神話に登場する神である。 しかし、この神様はどこか引っかかるのだ。 どこが引っかかるかというと、食べ物の神様なのに、天孫族に殺されてしまう。 そしてその殺された神様から、大和 […]
伊勢を守る「天の逆手」と「四拍手」の結界
出雲大社の四拍手は有名だが、出雲以外にも四拍手の神社がある。 宇佐八幡、弥彦神社である。 柏手の起源は古く、中国の周の時代の礼法が日本に伝わったものだ。 四拍手の四が死に通じるという発想が話題 […]
日本独自の礼「柏手」を日本に伝えた人
正月の神社への参拝のとき、皆さん当然のように柏手を打つ。 数ある宗教の中で、手を合わせて音を立てる所作は神道だけである。 仏様もキリスト様もアラーの神も、拝む時には静かである。 この柏手が日本人に根付いたことは、不思議だ […]