嫉妬がネアンデルタール人を絶滅に追いやった!

私たちは現生人類という呼び方をし、学術名をホモ・サピエンス・サピエンスという。

ホモ・サピエンスの分類にはクロマニョン人、ロシア・アルタイ地方のデニソワ人、中国の上洞人や日本の港川人など地域性の強い集団も含まれる。

彼らは、今の人類と区別するため旧人と呼ばれる。

旧人は40万から30万年前にアフリカを出発し、新人は20万年前から10万年前に現生人類に進化した後、6万年前にアフリカを離れて世界に広がった。

その時、先行して進化していたクロマニョン人、デニソワ人、中国の上洞人や日本の港川人たちと交代をしていったのだ。

ホモサピエンスの前に進化していたのがネアンデルタール人である。

これからの話しは学説が多く、様々な異論が展開されているので一般的な話しを中心にしていく。

ネアンデルタール人は2万数千年前に絶滅をした。(最新の学説は4万年前)

なぜ絶滅をしたか色んな説がある。

1.ホモサピエンスがネアンデルタール人を滅ぼした。

2.ホモサピエンスとネアンデルタール人は混血をして独立した生物類としては消えてしまった。

3.ギュンツ亜間氷期の期間に、対応できず自ら滅んだ。

それぞれ主張があるようで、決められてはいないが、混合型が一般的のようだ。


ホモサピエンスはアフリカから発生しており、本来はすべて有色であるのだが、ネアンデルタール人との混血により、白っぽい皮膚、金髪や赤毛、青い目などいくつかの白人(コーカソイド)的な特徴はネアンデルタール人から受け継いだ可能性が高いとしている。

ネアンデルタール人の特徴

ネアンデルタール人の身長は165cmほどで、体重は80kg以上と推定されている。体格は非常に頑丈で骨格筋も発達していた。

ネアンデルタール人の脳容量は現生人類より大きく、男性の平均が1600 cm3あった(現代人男性の平均は1450 cm3)。知能は変らないといわれているがホモサピエンスより知能が高かった可能性もある。

ただ、NHKでもいっていたが、現生人類と比べ、喉の奥(上気道)が短い。このため、分節言語を発声する能力が低かった可能性があり、言葉によるコミュニケーション能力が低かったかもしれない。

容姿だが顔が大きく、特に上顔部が前方に突出して突顎である。上顔部は現生人類の白人(コーカソイド)と同じか、さらに立体的(顔の彫が深い)である。

更に、高緯度地方は日射が不足するため黒い肌ではビタミンDが不足してしまうこと、およびDNAの解析結果より、ネアンデルタール人は白い肌で赤い髪だったとの説がある。ウィキペディア

これらの特徴を併せて想像すると、ネアンデルタール人は頭がよく物静かな、アーノルドシュワルツネッガータイプの人であったと思う。

アーノルドシュワルツネッガー

アーノルドシュワルツネッガー

若き日のアーノルド・シュワルツェネッガー
http://amor1029.exblog.jp/11520014/


ゴリラのような猿人を想像している人も多いが、ホモサピエンスより進化していた可能性が高い。

ネアンデルタール人

ネアンデルタール人

旧人類の復元というと、必ずゴリラみたいに描くものが多い。
たぶんこんな顔ではなかったはずである。
1888年時点の最初期の復元図(原人的特徴を強調しすぎとの批判もある

ネアンデルタール人の少女の頭蓋骨からの復元図

ネアンデルタール人の少女の頭蓋骨からの復元図

矢口壹琅 の ONE LOVE
http://blog.livedoor.jp/yaguchi16/archives/53129755.html

こちらの復元図のほうが本物に近いと思われる。

ホモサピエンスの画像を探すと、白人にひげもじゃの顔が出てくる。

白人的特徴を獲得するのは、かなり後になってからである。最初はみんなアフリカから出発しているので、全て肌の色が濃ゆく、いろんな条件のもとで旗の色の特徴が出来たとされている。

つまり、世界の復元図は、故意に想像が入りあんまり信用できないという事である。

展示されている港川人の復元模型

港川人の復元模型。国立科学博物館の展示。模型制作時は港川人は縄文人の祖先と思われていたため、日本人に似せて模型が作成された。ウィキペディア

そこで、最近復元された港川人の復元図をホモサピエンスとしたい。

技術的にも最近だし、日本人の学術的公平さを信用したい。

港川人

港川人

港川人ってどんな人?
http://croonlabo.com/okinawalabo/?p=545

それでは、何故ネアンデルタール人の種が消えていってしまったのか。


私の推理である。

私はホモサピエンスがネアンデルタール人を滅ぼしたと思う。

その理由は、ホモサピエンスとネアンデルタール人が交配可能だったという事だ。

賢いといっても、旧石器時代の事である。争う理由はそれほど見当らない。


ネアンデルタール人は体も大きく、白人の特徴を持っている。

個体としては頼りになる存在と見える。

遅れてやって来た多数のホモサピエンスの女性は、ネアンデルタール人男性と交配を重ねたと思う。

それは無理矢理ではなく、愛情(生殖本能)があって、ネアンデルタール人に近づいていったのではないだろうか。

ネアンデルタール人と現代人

ネアンデルタール人と現代人

One (Or Two) That Got Away….
http://blog.joemcnally.com/2009/12/03/one-or-two-that-got-away/


動物の本能として、メスの奪い合いは熾烈である。

ホモサピエンスの女性がネアンデルタール人とSEXするのを見て、ホモサピエンスの男たちは、逆上し嫉妬したに違いない。

現代でもよくあるケースだ。

命のしぶとさはホモサピエンスのほうが上である。

交配をしても、生殖系統はホモサピエンスのままである。

しかし、生殖に関係のない身体特徴は遺伝していったのだ。


最近の研究では、今日の非アフリカ系の人々のゲノム(全遺伝情報)の最大3%がネアンデルタール人由来といわれている。

現生人類が受け継いだネアンデルタール人の遺伝情報の総和は、最近の計算によれば20%にはなると考えられている。


ネアンデルタール人絶滅の原因は、ホモサピエンスの嫉妬である。

嫉妬は狂気を生む。


ホモサピエンスの女性をはらましたネアンデルタール人は、すべて殺害されたのだ。

ネアンデルタール人は身体能力が高い上に知性もあるが、武器の製造や戦いの知略はホモサピエンスの方が上である。

ネアンデルタール人とクロマニヨン人の道具を比較

ネアンデルタール人とクロマニヨン人の道具を比較

じじぃの「ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相・差別が絶滅に追いやった!人類大移動」Add Star
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20140315/1394831275

オスとして能力の高いネアンデルタール人は、皆殺しの対象にされていったのだ。


ヨーロッパ文明は、アジア文明と違う。

その根源がネアンデルタール人絶滅にあったと思う。


白人は有色人種を差別したがる。

いまだに人種差別はなくならない。

特に黒人の人達を目の敵にする。


たぶん、遠い石器時代にアンデルタール人たちを見た時の、嫉妬の炎をいまだに持ち続けているのかも知れない。

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コメント

  1. K より:

    >ホモサピエンスより進化していた可能性が高い
    定向進化説の支持者?進化と進歩は違いますし。

  2. artworks より:

    コメント有難うございます。進化という考え方はとても複雑だと思います。何々進化説を支持するなどという学術的な専門的知識もありませんので何も答えられませんけど、生き物は何かの意思を持っていると考えています。いや信じるようにしています。

  3. あかつき より:

    ド素人の素朴な疑問だけど、アフリカ人にはネアンデルタール人の遺伝子は無いの?

  4. artworks より:

    コメントありがとうございます。私も素人なので学術的な事は言えませんが、ヨーロッパに行かなかったネアンデルタール人は当然いたと思いますし、中近東アジア方面に出ていったグループもいたと思います。現在のアフリカでも遺伝子の多様性はすごいといいますので、科学が進めば新しい事実がわかるかもしれませんね。