フィリピンの歴史 スペイン、アメリカ、日本の功罪
フィリピンという国名を聞いてまず思うのは、フィリピンパブの事である。 これは私が単純にフィリピンの歴史に疎かったことと、友人の一人がフィリピンパブの女性と結婚したことにある。 その友人は再婚なのだが、事あるごとにフィリピ […]
チベットの歴史 軍隊を持たなかった悲劇
チベットは中国とインドの中間にある。 あまり縁がないと思っていたが、チベットと日本の関係で面白い話がある。 チベット人と日本人は地理的に遠く離れた地域に住んでいるのだが、東アジアにおけるD系統の平均頻度は、9.60%であ […]
モンゴルの歴史 本当の世界史の始まり
天高く馬肥える秋が来た。日本人にはなじみのある文句なのだが、この本当の意味は、アジア大陸の騎馬民族の事を指している。 元になった言葉は、「杜審言(としんげん)」という詩人が書いた詩「蘇味道に贈る」という詩の中の一節で、「 […]
最初から神仏習合だった
日本には宗教の自由があるので、様々な宗教が存在している。 日本に根付いているといえば、神道と仏教だろう。 世界で一番信者が多い宗教はキリスト教だが、日本のキリスト教信者は人口は1%だと言われている。 なぜ世界最強のキリス […]
ウイグル誕生 中央アジア遊牧民の歴史
アジアの歴史は難しい。なじみのない名前や国名が頻繁に出てくるし、占有地域もどんどん変わっていくからだ。 ユーラシア大陸内陸部はとても広い。 北側にロシア、南側に中国やインド、中東からヨーロッパ北部を含む地域で、帯状に広が […]
天照大神を遠ざけた崇神天皇の決断のわけ
この文章は、崇神天皇を調べているうちに考えたものである。 崇神天皇の解説 即位5年、疫病が流行して人口の半ばが失われた。祭祀で疫病を治めようとした天皇は翌年に天照大神と倭大国魂神を宮中の外に出すことにした。ウィキペディア […]
それでも任那日本府は存在していた
先日比叡山に行った。日本仏教の母といわれる最澄の存在を感じればと思ったのである。 そして、仏教伝来の事も調べる。書には6世紀半ば、百済から金ぴかの仏像を日本に送った時からと書いている。 この時代の日本は、仏教に対して無垢 […]
比叡山への旅(3) 比叡山延暦寺
京都二条で比叡山直通のバスに乗る予定だったが、バスの停留所がわからずうろうろしてしまい、見つけた時は発車した数分後だった。 その後に比叡平行きのバスが来た。若い観光客風の女性が2名乗ったので、比叡山の近くまで行くのだと思 […]
比叡山への旅(2) 三柱鳥居の木嶋蚕の社
後輩の住んでいる場所は奈良の大和小泉市だ。天王寺から大和路線という路線で行ったのだが、大和小泉の手前が法隆寺という駅だった。 今回の旅は電車での移動だったのだが、京都、奈良、大阪の電車の駅名が、古代のにおいがしていて、そ […]
比叡山への旅(1) 仁徳天皇陵
2020年8月、比叡山まで行くことにした。 マスコミははコロナ禍を盛んにあおっているが、私は私なりに、この病気を理解して自分なりの行動を起こしている。 マスコミの怖さ この一連のコロナ禍の報道は、普通の感覚でいえば、やは […]
東北王国(5) 日本の裏の歴史 アベ一族
東北に王国らしきものを追い求めているのだが、アイヌが一つの塊となったのが鎌倉以降だったことと、渡来系とわかったので除外する。 そうするとアイヌ以前の東北、北海道はどうだったのか。 もし国らしきものがあるとすれば、 […]
東北王国(4) アイヌは縄文人を制圧した
最近、アイヌ民族を「先住民族」と初めて明記したアイヌ新法が19日、参院本会議で採決され、賛成多数で成立したという記事が出た。 アイヌ新法が成立 「先住民族」と初めて明記 https://www.asahi.com […]
東北王国(3) 東北縄文人の大移動
東北地方で一番興味があるのが、三内丸山遺跡である。 三内丸山(さんないまるやま)遺跡は、青森県青森市大字三内字丸山にある、縄文時代前期中頃から中期末葉の大規模集落跡。ウィキペディア 何が素晴らしいかと言えば、 […]
東北王国(2) 蝦(ガマ)の夷(エビス)
東北、北海道地域を蝦夷と言っていたという。 漢和辞典で調べてみると、蝦という字は、音読みでカ・ガで、意味はえび(海老)や蝦蟇(ガマ)である。 夷という字は音読みでイで、訓読みでは、えびす・えみし・たいらか・たいらげる・こ […]
東北王国(1) 日本中央碑の謎
東北の謎である。 日本中央碑とは、1949年(昭和24年)6月21日、当時甲地村であった石文集落近くの赤川上流で千曳在住の川村種吉により発見された、高さ1.5mほどの自然石に「日本中央」と刻まれた碑である。 ウィキペディ […]