Artworks まなびながさきブログ

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ひきこもりと正義感

      2015/10/22

兄妹

ひきこもりや不登校の人たちと話すと、僕だけかもしれないが

「正義感」の強さを感じることがありました。

例えば、いじめや学校などの組織に対して、私的な恨みではなく

公憤に近い怒りでした。

もちろん、すべての人に当てはまりませんが

「正義感」の強さは、大きな注目点だと思っています。

今の日本の学校は能力主義で公平な評価というのは、出来にくい仕組みです。

特に、近年までの市場原理を持ち込んだ、弱肉強食てきな風潮は

子供たちの正義感を押しつぶしています。

能力というのは、個人差や環境が大きく関わり

努力イコール能力が高くなるではないのは周知の事実です。

ところが、どんな理由にせよ勝ったものが正しいという考えは

学校にはなじまないモノです。

スマホと子供

ひきこもりの人が増えたのも、

社会や学校がこの風潮にのってしまっている点は

大人も認識しなくてはなりません。

「正義感」というのは、人間にとって大切な資質です。

これをちゃんと評価してあげないと

子供たちはいびつになってしまうか、

本音と建前を器用に操れる子供が

高く評価されるという現実が、あふれてしまうのです。

子供たちが漫画がすきなのは

この正義感がしっかり書かれているからです。

悪を倒すヒーローは、子供にとって憧れです。

これは、今も昔も変わらない

「こども」のすばらしい特質なんです。

子供を理解していくうえで

大人が、考えなくてはならない大切な事だと思っています。

この文章は、テレビ欄にあったタイトルから触発を受けて書きました。
NHK教育/デジタル教育1
アメリカの名門ハーバード大学で最も人気の授業を初公開。政治哲学を教えるサンデル教授の「JUSTICE(正義)」。
今回は、分配の正義を考える。どんな原理にしたがって富や原理、機会を分配すべきなのか、ジョン・ロールズの議論を取り上げる。ロールズは、個人の成功は幸運、遺伝子、家庭環境など、し意的な要素によるもので、それに基づく能力主義は公平ではないと主張する。2人の判事の報酬の差などを基に議論が深まる。

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