デジカメレッスン中級編 ブローニー
デジカメが主流の現在ですが 職業写真の場合、ブローニーでの撮影が やはりメインです。
ブローニーカメラには、645から6*6 6*7 6*8 6*9 のタイプがあり、その上は4X5、8X10となり 一般の方には、なじみのない名前がぞろぞろ出て来ます。
写真が難しいといわれるのは、実はこの分野なんですね。
12.中判・大判フィルムを使う。
中型カメラは、基本的には自分で露出をはかり、 絞りとシャッタースピードを 決定します。
昔は婚礼写真や広告の写真は、ほとんどブローニーで撮影していました。
フィルムが大きく、当然小型一眼レフより数段上の仕上がりです。
私が持っているのは、RZ67です。ペンタックス67も良く使っていました。
この手のカメラを独学で覚えるのは大変です。
カメラマン志望の方なら、都会のカメラマンアシスタントを2年ほどすれば覚える事が出来ますよ。
カメラの使い方というより、ライティングなど撮影に関わる全般の知識を覚えることが大切なのです。
がんばってやって見る事をお勧めします。
最近では中判デジタルというのも使用されています。
元々はブローニーフィルムを使うために作られた中判カメラに撮像素子であるデジタル部分(デジタルバック)を取り付けたカメラのことを指しています。
ただ、もともとアナログ仕様のカメラなので、レンズのマウントやボディに対して不都合が出てきたり、取り付けられない場合も有ります。
それと値段が恐ろしく高いんです。
マミヤ MAMIYAMシリーズデジタルバック M18 はヨドバシカメラで¥1,265,140します。
こうなると、かなり稼いでいるプロカメラマンじゃないと買えないでしょう。
中判カメラ以上になると、機材勝負になりますので一般の方には無縁の機材になるでしょう。
そういう世界も有るということだけ知っておきましょう。