長崎の危機管理の基本 「しょーがなか」

2016住吉の雪1   観測史上最高の積雪があった2016年1月25日 長崎は予想通り麻痺状態である。

毎度のことなのだが、大雨だったり、夏の酷暑が続いたりすると、長崎だけではなく、日本中の町が麻痺してしまう。

 

危機管理という意味では、とてももろいのである。

災害に対して、行政の対策は甘い。

今回の雪にしても、東北地方の人のインタビューだと 「これくらいの雪で、交通が麻痺するなんて青森じゃありえないよ」

確かに、毎年豪雪になる東北地方だと、この程度の雪は日常茶飯事だろう。

 

しかし、九州では、まさに何年か一度しかこんな雪は降らない。

それも1日か2日である。

その為に、雪対策の設備を常備するとすれば、税金がかかりすぎるのだろう。

だから、想定外の自然の脅威は、身を縮めてやり過ごすことを是とする。

 

1日2日、交通が麻痺しても3日目には回復する。

「しょーがなか」

その間は、身を縮め事が過ぎるのを待つということが、日本の危機管理の基本なのである。

ある意味、正しいかも知れない。  

 

だだし、公僕の皆さんはこんな時こそ、首を縮めるのを後回しにして復旧のために頑張って下さい。

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