追憶 千代の富士の要約(まとめ)
元横綱・千代の富士の九重親方が死去 | NHKニュース 2016/08/01
突然訃報が流れた。
「ウルフ」が死んだ・・。
同じ年(61)の大横綱の死去の知らせに、しばし沈黙をする。
人は誰でも死ぬ。その時期の早い遅いは人の感覚だ。
寿命という言葉が頭に浮かぶ。
そう寿命だったのである。
しかし、同じ年というのが心を揺さぶる。
大相撲の名場面が思い浮かぶ。
最も印象的だったのは、貴乃花に敗れた試合だ。
そして貴闘力にも敗れる。
当日引退を表明する。理由は「体力の限界」
36才といえば一般人なら男盛りの年齢なのだが、横綱を去る潮時だったのだ。
それ以降、相撲界は若貴時代に突入する。
もうあれから25年経つのか。
同年の友人達も、死ぬ奴らがぼつぼつ増えてきた。
今年のお盆にも1つ上の先輩の初盆なので、線香を上げに行く予定である。
使い古されている言葉だが、昭和が一つ終わってしまった。
略歴は、横綱だから記録をまとめてみた。
1045勝している。偉大な数字である。
しかし437回破れている。
どのアスリートにもいえることだが、負けて強くなっていくのだ。
合掌。
まとめ
61才没
北海道松前郡福島町出身。
生年月日 1955年6月1日
1955年に北海道松前郡福島町で漁師を営む家に生まれた。
1982年(27才) 結婚
長女 秋元優 (モデル DJ)
次女 秋元梢 (モデル)
弟 秋元剛 (モデル)
最高位 第58代横綱
優勝 幕内最高優勝31回
生涯戦歴 1045勝437敗159休 (125場所)
引退後 九重部屋親方
1989年「国民栄誉賞」
子供を亡くす 34才
1989年6月には、同年2月に誕生したばかりの三女をSIDS(乳幼児突然死症候群)で生後僅か4か月足らずで亡くす不幸に見舞われる。
2015年7月膵臓癌の手術
2016年7月31日午後5時11分、膵臓癌のため東京大学附属病院で永眠。
膵癌(すいがん)
膵臓癌(すいぞうがん)とも呼ぶ。早期発見が非常に困難な上に進行が早く、きわめて予後が悪いとされる。このことから「癌の王様」とも言われている。
リンパ節転移が早い段階でみられるため、切除が行われた場合でも約7割が再発すると言われている。
膵臓がんに関連のある症状として、体や白目が黄色くなる黄疸(おうだん)がある。
出典 ウィキペディア