子供達には伝わらない東山手と南山手の良さ

東山手と南山手の洋館群 フリー写真素材
http://freephoto.artworks-inter.net/yamate/kaisetu.html

長崎観光の一つの目玉は、グラバー園やオランダ坂である。

国宝 大浦天主堂

国宝 大浦天主堂

それらが一杯詰まっているのが東山手と南山手である。

この地域は隣接している。

東山手は仕事用の建物、南山手は居住者のための建物群である。

二つの地域に特別な境はない。

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しかし、どこの観光地も同じだが、カメラで撮る場合広角はダメである。

普通の家が写ってしまうからである。

レンズでいうとやや広角か標準レンズで撮影するといい。

現代に残る過去の遺跡である。しょうがないのだ。

 

 

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長崎は今日も雨だったという歌謡曲があったが、石畳には雨が似合う。

石畳は雨が降っても滑らないし、ぬれて濃くなる。

長崎だけが雨が多いわけではないが、雨が似合う地域は長崎だけかもしれない。

 

観光地図にいろんな記念碑が載っていたりするが、いってみると新しい石碑だけだったりしてがっかりする。

まあ、歴史的事実を具現化しているだけなんだが、地図を頼りに観光地をまわる旅人のことを考えれば、もう少し親切に地図を作ってもいいかもしれない。

長崎もそうだといわないが、何の歴史的知識がなければ、文字の書いているただの石にしか過ぎない。

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長崎の観光地は遊園地ではない。

ある程度の歴史的知識がないと楽しめないのだ。

東山手南山手の良さは、小学生の修学旅行の子供達には伝わらないだろうな。

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