佐賀県オスプレイ騒動の本当の意味

オスプレイ

今、新聞を賑わしているのが「佐賀県オスプレイ受け入れ」である。

2018年8月24日の朝日新聞には「佐賀県、陸自オスプレイ受け入れ表明 着陸料は年5億円」と書かれている。

「着陸料は年5億円 20年間で計100億円」と金額をわざわざ強調している部分に悪意を感じる。

オスプレイといえば沖縄で墜落した米軍のオスプレイを思い出すのだが、佐賀県の場合は米軍ではなくて陸上自衛隊のオスプレイである。

佐賀県はそれをもとに有明海の漁業振興基金などをつくる予定であると表明している。

別に何も問題がないと思われるのに、新聞(朝日、毎日)が特に大騒ぎをして、一面を使ってまで掲載しているのだ。ただ新聞でも読売、産経は掲載していない。

「えーっ、佐賀県はあの危険な米軍のオスプレイを受け入れるってよ。おまけに巨額の金が動いてるぞ。と言うことは佐賀県は軍国主義だぜっ」っていう事を拡散したいんだろう。

まあ、佐賀県にしてみれば新聞に根拠のない悪口を書かれるようなもので、迷惑だと思う。

漁民いじめのオスプレイ?

佐賀新聞の見出しは「<オスプレイ>漁業者「寝耳に水」 受け入れに困惑」だった。

あれっと思う。

なんでオスプレイを佐賀県の空港に着陸することが、漁業者が困惑するのだろうか。

本文をよく読めば「騒音で魚がいなくなれば、生活できなくなる人が出てくる」と言うことらしい。

投網業者会長の寺田豊さん(48)は「人生が台無しになる恐れがあるのに、一方的なやり方だ」と憤る。

「反対を訴えても計画はレールの上を走るばかり。諫干で苦しみ、これ以上いじめてほしくない

佐賀新聞
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/264704

すこし煽り過ぎな文章だと思う。空港に飛行機は常に離発着している。オスプレイが来たくらいで「騒音で魚がいなくなれば、生活できなくなる人が出てくる」と心配するのは杞憂というたぐいである。

 

日本の新聞を牛耳る共同通信

地方紙は共同通信というニュース配信会社からニュースを提供してもらって、その記事をそのまま載せている場合が多い。

さらに新聞社としての意見である社説も、共同通信の「社説参考」という文章をそのまま載せている場合が多い。その事を踏まえた上で、長崎新聞や佐賀新聞を読まなければいけない。

現在はネットというメディアがあり、現代の問題を様々な角度から検証できるようになった。

その結果、新聞グループはオスプレイと米軍が大嫌いなんだなーと感じた次第だ。

 

オスプレイ

そんなにオスプレイという飛行機は駄目で恐ろしいものなのだろうか。

(社説)オスプレイ配備 住民の不安に向きあえ
asahi.com-2018/08/23

「沖縄の痛み私たちも」 オスプレイ東京配備、不安の声
朝日新聞-2018/08/22

これもまた朝日新聞の報道はどこか嘘くさい。

オスプレイが来るだけで大騒ぎする理由だが、オスプレイは多くの事故を起こしているらしい。

米オスプレイの事故率、過去最悪 海兵隊全体の率上回る (2017/11/8)
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASKC863DFKC8UTFK01G.html

海兵隊機事故率という数字が飛び交い、危険な航空機というレッテル張りに終始しているようにも見える。

現実には、開発初期には当然事故があったが、改良や操縦法が上達してきて、世界一怖い飛行機でないことは世界中が認めている。だからこそ日本の自衛隊が購入したのだ。

産経ニュース 熊本地震 輸送支援を行う米軍のオスプレイから物資を運ぶ自衛隊員ら

オスプレイという機種は、最新型の機種で従来の機種に比べて格段に性能が上がっている。

新たにヘリコプターの垂直離着陸能力を持ちながら長距離飛行移動が可能であり、速度約2倍、航続距離約5.6倍、行動半径4倍、輸送兵員数2倍、飛行高度約3.5倍、物資積載量約3倍などの性能を活用して国内外の被災地救助の物資輸送にも役立っている。ウィキペディア

説明を読めば高性能の輸送機である。ただしミサイルやロケット弾などは搭載していない。

ネットでオスプレイがアメリカで未亡人製造器といわれているという記事があったが、本当の文章は「名機か?未亡人製造器か?」だという。

普通に考えて、戦闘機のほうがもっと危険だと思うし、絶対安全な空を飛ぶ機械はないと思う。

またそんなに危険な機種ならアメリカ軍が使用を考えるはずである。

 

オスプレイで騒ぐ理由

日本には、日本をおとしめる勢力が有ることは確かである。これを反日勢力という。

オスプレイという新機種が日本に装備されると、日本の防衛力が確実に上がる。オスプレイで騒ぐのは、それしか考えられない。

反日の人が特に嫌がるのがオスプレイの長距離飛行移動が可能な点だろう。

「オスプレイ」の場合は約600kmで、1度でも空中給油を行えば、その距離は1000km以上にまで延伸される。

沖縄県の普天間基地から600kmの範囲には尖閣諸島、1000kmであれば台湾全域と中国の沿岸部までが範囲となる。

山口県の岩国基地から600kmの範囲には韓国の大半の地域を、1000kmであれば朝鮮半島の8割から9割程度をカバーすることが可能なのだ。

この事は中国や朝鮮半島の反日勢力にとって脅威なことは間違いない。

それと日本国内の反日の人たちとつながっているのだ。

尖閣衝突ビデオ A
https://youtu.be/PO3icKluj7o

尖閣列島には毎日中国の軍艦などがうろついている。北朝鮮は日本海にミサイルを打ち込んできた。日本の竹島は韓国が実効支配している。

この現実に目を背けてはいけない。

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