長崎港のアオサギ氏

今の長崎港には、複数のアオサギが住んでいる。

住んでいるという言葉は語弊があるが、とにかく朝いるのである。

今の所、このアオサギ達が長崎港を縄張りにしていると思える。

アオサギ 2018-10-13

アオサギ(青鷺、蒼鷺、Ardea cinerea) は、ペリカン目サギ科アオサギ属に分類される鳥類。日本では亜種アオサギが夏季に北海道で繁殖のため飛来し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来し(冬鳥)、本州・四国では周年生息する(留鳥)。ウィキペディア

朝のウォーキングの時によく出会う。

海岸沿いを歩いていると、誰かの気配が近くにあった。ふと斜め左を見ると、このアオサギ氏が立っていた。

大きいので、ギクッとする。結構大きくて1m位あると思う。

アオサギ 2018-11-07

ソーッとスマホを構え近づくのだが、人間と仲良くなりたくないようで、ある程度の距離になるとバサバサと海に向かって去っていく。

アオサギ 2018-10-13

まさに孤高の生き物である。

ある時海に突き出したコンクリートの桟橋を歩いていた時、係留している船の隙間で年配の女性が釣りをしていた。

アオサギ 2018-10-26

何が釣れるのかなーと思い近づいてみると、なんとこの孤高のアオサギ氏が後ろに立っていた。

多分朝ごはんがまだなんだろう。釣りの女性からなにかおこぼれを貰おうと思っているのだ。

やはりこんなアオサギ氏でも毎日の食料を確保するのは難しいのだろう。

私はアオサギ氏の邪魔にならないように遠回りに歩いていった。

 

この時期には北の国から南の地域に渡ってくる鳥たちがいる。有名なのは2月下旬から3月初旬に長崎上空を飛びシベリアに帰って行く鶴たちである。私も一度あぐりの丘で見た事がある。

アオサギもワタリをすると書いているので、北の地からこの長崎にやってきたのかもしれない。

アオサギ 2018-10-29

長崎港の孤高のアオサギ氏

私は友だちになりたいのだが、アオサギ氏は嫌みたいである。残念!

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