子供を描く(2)

泣いていた子供

水彩画風の子供の絵である。

なぜ絵を描くのか、そしてなぜ絵をホームページにアップするのかを考える。

最初の「なぜ絵を描くのか」というのは、単純に楽しいからである。

そして自分自身の中にある承認欲求を満たしたいためだろうと思う。

承認欲求

承認欲求とは、「認められたい」と思う気持ちのことである。

さらに言えば、他人から認められたいという他者承認と今の自分に満足しているか、という基準で自分自身を判断する自己承認がある。

私にはその2つともがある。

ブログを頻繁に更新したり、ツイッター、インスタグラムに投稿するのも、当然、承認欲求のなせることである。

ただ、このあたりが複雑で、フェイスブックのように特定のグループに発表して、褒めてもらいたいという気持ちは薄い。

なぜなら、そこでもらえる「いいね」は、純粋な称賛ではなく、フェイスブック内の世界の潤滑油的意味合いがあるからである。

フェイスブックのロゴ

昔フェイスブックでいろんな写真をアップして「いいね」をもらっていた。

だけど、他の人が乗せている料理の写真や旅先の写真、ペットの写真には興味がなかったので、スルーしていた。

ある時、「ともだち」の一人から「私はあなたが投稿している写真には、必ず「いいね」を押したのに、私の投稿には反応していない」と突っ込まれてしまった。

フェイスブックから遠ざかったのはその時からである。

つまり、近すぎる関係を保つのが苦手なのだ。手っ取り早く言えば面倒くさいのである。

ところがブログはかなり不特定多数を相手にしているので、そんな関係がかなり希薄で気持ちの負担にならない。

承認欲求は強いのだけど、それは一方的で、とても自分勝手な気持ちなのだろう。

心理学における承認欲求にはいろいろあり、尊重されることを求める欲求にレベルがあるという。

低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ること。

高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることらしい。

さらに、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される事が高いレベルだと言われている。

なるほどと思う。

そして、自分を振り返れば「低いレベル」の承認欲求のようだ。

まだまだ修行が足りないと痛感する。

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