モンローを描く

マリリンモンローの模写

マリリンモンローである。典型的な「ブロンド・ボムシェル」いわゆる金髪美女の役を演じ、最も人気のあるセックスシンボルとされている。

その個性的な容姿は、アーティストたちに多用されて、アンディ・ウォーホルのシルクスクリーンが有名だ。

ただ発表時、これが芸術作品かという大議論が巻き興った。ウォーホルの作品は、絵画に対する挑戦とも言える。

イラストと絵画の違いについて

色んな方が色んな事を言っているが、大まかには、スキルの違いやメッセージ性がその違いとされている。

イラストはメッセージ性を視覚化して分かりやすく訴求する手助けとなる挿絵であり、絵画は造形美術のひとつで、認知された作画方法で書かれたものだという。

そうかもしれない。

ただ、それなら日本の画は絵画なんだろうか。浮世絵にしても屏風絵にしても、西洋の概念である絵画ではないだろう。

しかしその芸術性は秀逸だと思う。

やはり西洋と東洋では、芸術に対する概念が大きく違う事に由来するのだろう。

コケティッシュ

コケティッシュとは「女性の仕草等が男を誘うような、なまめかしい・色っぽいさま。」をいう。

マリリンモンローは、まさにコケティッシュな女性を演じるには最適の女性だった。もちろん、演技であり演出が秀逸だったせいもある。

この絵を描いた後、ユーネクストで「ナイアガラ」という映画を見直した。

ナイヤガラのマリリンモンロー

あのモンローウォークが登場したサスペンスである。70年くらい昔の映画だが、マリリンモンローは色あせない。

現代の若くてきれいだけで、おバカをやっている、ピンナップガールたちとは一線を引く。

すごい女性だと思う。

絵のほうだが、あんまりに似てないなと思う。書き込めば書き込むほど似なくなってしまう。未熟だからである。

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