よく眠れないなどの話題があったり、ぐっすり眠りたいなどの広告があったりする。なので人間は、どれくらい眠ればいいのか、気になったりもする。
 
私自身は超早起きである。
 
30代の頃から、夜9時過ぎに寝て、朝の4時には起きていた。その理由は、二人の子供を寝かしつけている間に寝落ちしてしまい、その結果、朝早く起きるといったことから始まった。
 
しかし、これが私に合っていたようで、現在まで続いている。
 
60歳を過ぎた今、早寝はするのだが、4時間か5時間寝ると目が覚めてしまう。
 
その際、夜中の2時であろうが、3時であろうが、一度起きてしまう。そして、昼寝を1時間ほどするようになった。そんな生活サイクルが、正しいのかと不安になり、色々調べてみた。
 
調べてみると様々な睡眠方法があるようだ。
 
 

分割睡眠

私のような睡眠を分割睡眠というらしい。
 
分割睡眠は多相睡眠(Polyphasic sleep)とも呼ばれ、人工照明開発以前の人類が行なっていた眠り方である。
分割睡眠は、不眠症や過眠症などの睡眠障害を始め、あらゆる人たちの睡眠時間を、最適化する最もお手軽な方法として、分割睡眠は様々な睡眠専門家の注目を集めています、とある。
 

分割睡眠法 https://www.bloketsu.com/entry/sleep-plus

そうか、いい方法をやっていたんだと、すっきりする。
 
比較的、睡眠時間が6時間未満の短い人たち(ショートスリーパー)には分割睡眠の特徴がよく見られているという。私の昼寝も自然なんだなと安心する。
 

眠る時間

ショートスリーパーとは睡眠時間が6時間未満だという。
 
モーツァルト 5時間
森鴎外 3時間(2~4時間)
エジソン 4時間
野口英世 平均3時間
よくテレビで見る明石家さんま氏は、2~3時間とある。
 

エジソン

 
逆にロングスリーパーという人たちもいる。
 
アインシュタイン(物理学者) 10時間
タイガー・ウッズ(ゴルフ) 10時間
ミハエル・シューマッハ(F1) 12時間
 
だそうで、いろいろである。
 
当然どちらかいいかという事はなく、遺伝子のなせる業である。調べると、生体リズムに関する「時計遺伝子」に違いがあるらしい。個体差というレベルなのだ。
 

ショートスリーパーは早死にしない

よくどちらが長生きかという話題が上がるが、無理をしてショートスリーパーであろうとすれば、体に負担がかかるのは当然である。
 
「日本でも10年間の追跡調査で、短眠の人は平均的な睡眠時間の人より約1.5倍、死亡率が高い」という研究もある。
 
だからこそ、分割睡眠がいいと思うのだ。
 

動物本来の眠り方は分割睡眠

分割睡眠とは、動物本来の眠り方である。
 
それはそうだ。危険の多い動物の世界で、8時間、9時間眠っていれば、他の動物に食われてしまうので、複数回に分けて寝ているのである。
 
分割睡眠のうち、一方の睡眠を深夜から早朝までにとる睡眠を、係留睡眠(アンカー・スリープ)という。
 
つまり、夜は眠るが、不足分の睡眠を日中の仮眠で補う方法で、トータルの睡眠時間を維持するやり方である。
 
簡単に言えば、昼寝である。
 
昼寝の効用はマスコミやネットでもよく言われていて、積極的に取り入れる企業もある。
 
これもまた、自然なやり方である。
 
年寄がよく昼寝をするのは、睡眠力が落ちているので一度に睡眠がとれない。なので、それ以外の時間に眠るだけである。
 
睡眠力の低下の本来の原因は、加齢により身体の動きが弱くなったり、活動量が不足したりして、生体リズムの活動を健全に維持する力が弱くなることにあります。NHKためしてガッテン「熟睡4鉄則、睡眠力がよみがえる」

NHKためしてガッテン

 
つまり、眠るには若い力が必要なわけだ。
 
確かに私も、若い時代は爆睡をしていた。それはそうである。よく動くし、よく食べる。だからよく眠っていただけである。
 

8時間寝るのが自然だというのは嘘

8時間とか7時間を一度に取るほうが長生きできるという、健康オタクの脅しから解放されたほうがいい。
 
人間は動物で、日が出たら起きて、日が沈めば眠るのが一番自然だと思っていたが、本来、夜中に目を覚ましたり、昼寝をするほうが自然だという事が分かった。
 
一番気に入ったのが、人工光がなくなれば、人間は分割睡眠に戻るという事実である。
 
8時間しっかり眠るという事は、自然の世界では危険な事であり、文明が生んだ健康概念の一つなのである。
 
 

海軍式睡眠

海軍

海軍式睡眠というのがある。
 
4時間眠って8時間作業するリズムである。
 
船乗りで漁で遠方に行ったりする人や、軍隊で戦時中などは単相性睡眠(一度に7~8時間寝る)は無理である。
 
私の父と祖父は遠洋漁業の船乗りだった。
 
なので分割睡眠の遺伝子が私にはあるのかなと思う。
 
私は自然にショートスリーパーになり、疲れたら昼寝をするというスタイルが身についてしまった。
 
しかし、それは私が自由業で、拘束時間が少ないという環境だから出来るのだと思う。
 
動物にはすべて個性がある。
 
健康で、体のリズムが狂っていないと思えば、いろんな暮らし方をするのが自然なのである。当然、昼寝も問題ない。

引用
分割睡眠(多相睡眠)に危険性は?【デメリット・メリット】、他
https://www.slept.jp/sleep-howto/s-sleep/