最初に人種分けをしたのが、ドイツの医師ブルーメンバッハである。
 

ヨハン・フリードリヒ・ブルーメンバハ

彼は1775年に頭蓋骨の比較研究などを基礎に、コーカシア(白色人種)、モンゴリカ(黄色人種)、エチオピカ(黒色人種)、アメリカナ(赤色人種)、マライカ(茶色人種)の5種に分類した。
 
この分類は、ヨーロッパの知識で、見た目で区分しているだけである。
 
実際ブルーメンバッハは、様々な人間集団のなかで「コーカサス出身」の「白い肌の人々」が最も美しくすべての人間集団の「基本形」で、他の4つの人類集団はそれから「退化」したものだと定義している。
 
まあ、遺伝子などの知識もなく、先進国だと思い込んでいる白人の仕分けである。怒ってもしょうがない。
 
その後いろんな区分けがされているが、一般的には、3大人種といわれ、白色人種・黒色人種・黄色人種が通用していた。
 
この黄色人種が、私たち日本人で、モンゴロイドと呼ばれている。
 

モンゴロイドという適当な呼び名

モンゴロイドという呼び名だが、学術的に理由があるわけではない。
 
 

トマス・ヘンリー・ハクスリーによる様々なモンゴロイドのイラスト。

西洋人は、西洋を攻めてきたアジア人はモンゴル人しか知らなかったので、アジア人をモンゴロイドと名付けただけである。
 
黄色人種をモンゴロイドと呼ぶと、すべての始まりがモンゴルから起こったと勘違いしてしまう。
 
すべての人種はアフリカから起こったとされる。つまり、見た目は違うが、同じ種である。その証拠にみんな性交ができるからだ。
 

日本人が一番 蒙古斑

蒙古斑はモンゴル人、日本人、インディアンに高頻度で現れることから、ベルツ(ドイツの内科学教授)によってモンゴロイドの特徴とされたが、実際にはネグロイド(黒人)にも高頻度で現れる。
 

蒙古斑

詳しく言うと、モンゴル人で95%、他の東アジア人で80%、ヒスパニック系で40~50%、インド・ヨーロッパ語族で1~10%といわれている。
 
そして、日本人には、99.5%現れる。
 
これは、アジア人種として、日本人が一番濃いのだ。濃いという表現はわかりにくいが、蒙古斑だけ見ると、純粋のアジア人だとかんじる。
 

モンゴロイドと言わせない中国人

中国はモンゴルに侵略されて、元という国ができている。なので、モンゴロイドという呼び名を嫌うのである。
 
他にどんな呼び方があるかというと、東洋人というのがある。これは西洋人という呼び名に対応している。
 
南米では東洋人は中国人のイメージが強く、アジア圏から離れたキューバなどでは現代でもアジア系を「Chino(チーノ)」と呼ぶことがある。
 
まあ、地域によっては様々で、日本人も西洋人を見ると、今でもすべてアメリカ人と思っている人も多い。
 
昔はスペインやポルトガルを南蛮人、イギリス人やオランダ人は「紅毛人(こうもうじん)」と呼んでいた。
 
やはり見た目のインパクトが、呼び名になっているのだが、違う意味もある。
 

白人のロシア人ではない白系ロシア

白系ロシア人という言い方がある。これは白人のロシア人という意味ではなく、共産党(赤)に関係していない人々をさし、旧ロシア帝国からの亡命者を総称して白系「ロシア人」とよんでいる。
 

共産党のイメージカラーは赤

チンギス・ハンの子孫が世界に1,600万人

チンギス・ハン

最新の研究で、今も世界で1,600万人がチンギス・ハンの直系の子孫であることが判明したという。
 
理由は、モンゴル帝国の出現である。
 
モンゴルは、いろんな場所を攻めた場合、婚姻でモンゴル帝国に取り込んでしまう。
 
なので、チンギス・ハンの血脈がヨーロッパまで及んでいるのだ。
 
日本は攻められたが、撃破したのでチンギス・ハンの血脈はない。
 
白人が名付けたモンゴロイドという呼び名にピリピリすることはないが、アジア人(黄色人種)がモンゴル発祥ではない事を知っておきたい。
 

金色人

 
世界中の人種が、混血になったら何色になるのかなと考える。
 
絵具で黒と黄色を混ぜれば、配合にもよるが金色になることがある。そこに白を混ぜれば、明るい金色になるかも。
 
という事は、地球人は金色の肌を持つ生物となる。
 
金は人間が大好きだ。なるほど、好きな物の色になるのかなと、宿命を感じてしまった。