稲佐署が閉署 稲佐から守護神が去る

稲佐警察署が閉署へ 132年の歴史に幕
https://www.fnn.jp/articles/-/27132
 

2020年3月31日 稲佐警察署最後の日に撮影



稲佐警察署は1888年に梅香崎署稲佐分署として開署したという。
 
1888年は明治21年である。それまで長崎府と言っていたのを長崎県とする事になったのが、明治維新後の明治2年。長崎市が発足したのが明治22年だ。
 
つまり、長崎市が誕生する前の年に、稲佐警察署はできたのである。
 
戦時中、原爆の被害を受け爆風により相当の被害を受けたという。
 

稲佐警察署 撮影小川虎彦氏

 
現在の場所に稲佐署が出来たのが昭和39年である。
 
私は小学生高学年の時、稲佐署で柔道を習っていたことを覚えている。
 
港の近くの旭町交番、稲佐橋交番もすでに無くなっていて、旭町地域が無法地帯なならなければと、杞憂している。
 
せめて一か所だけでいい、交番を旭町地区にほしい。
 
まあ、人口減少で、効率化を目指す市政とすれば、仕方ない統合だろうが、近所に住む町民とすれば、守護神がいなくなった感じである。
今日警察署の前を通ったら、駐車場には車が一台もなく、電気もついていなかった。
 
しょうがない事だ。
 
 

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