抽象画を描く
相変わらず、気が向いた時だけお絵かきをするのだが、今回、面白いアプリを見つけて、購入。
それで絵をかいてみた。
Art setというipadのアプリだが、油絵や水彩画のアナログ感がリアルに表現できる。
油彩というのは憧れだった。今まで使っていたアプリでも、油彩のアイテムはあるのだが、それっぽいという程度で、何度か遊んでみたが使う事はなかった。
所がこのアプリ、なかなかである。それで描いてみる。
それが今回の抽象画っぽいものだ。
写真の存在価値
写真にも表現は多いが、現実の現象から離れることはできない。
今はデジタル時代なので、写真を簡単に加工できるが、写真に手を加えると、その時点で、写真の価値は遠のき、違う表現となってしまう。
PCのフォトショップというソフトに出会い、デジタル画像にのめりこんで30年以上になる。
しかし、プロの写真屋として仕事をすれば、デジタルの加工にその一線がある事がよくわかる。
写真が写真であるためには、極力手を加えてはいけないのである。
まあ、異論はあるだろうが、これが私の結論である。
ところが絵画は違う。
表現の自由さは無限大である。
ただし、それには技術が必要である。
デジタルで絵を描くと、アプリの機能でうまそうに見えるものもある。
写真をなぞると、絵画風になるものも多い。
ただ、それが作品かといえば、やはり違う事がよくわかる。
そんなアプリで遊んでみた絵が下記のモノである。
週刊誌の写真を加工したもので、上手い絵に見えてしまうのには、脱帽してしまう。だが、やはり満足できないのである。
これはこれ。という事で今回のなぐり描きになった次第だ。
しかし、それっぽいというだけで、しょせんアプリの力だよと諭されるのは、しょうがないか。
自分の部屋に飾りたいようなモノを描きたくなった。そう思うようになったのだ。
試行錯誤の日々である。