長崎の疫病退散の神仏 科学が証明する思念エネルギーの存在

テレビをつければ、ネガティブな内容ばかりで、事実のみを知りたいのに、変な連中の感想や考えも交じり、見ないほうがましかも。
 
まあ、現在の不満を、現政権に吐き出せば、溜飲が下がる人も多いのだろうが、悪意に満ちた言葉を聞けば、こちらにまで、その悪意が伝染するようで、辟易としている。
 
そして、コロナ禍で、疫病退散の妖怪まで現れた。
 
「アマビエ」である。
 
長崎の老舗和菓子店「白水堂」(長崎市油屋町)が4月11日、疫病から逃れられるという言い伝えが残る妖怪「アマビエ」をモチーフにした和菓子の販売が始まった。 長崎経済新聞
 
諫早市宇都町の諫早神社が、疫病退散や無病息災の御利益があるとされるアマビエのクラフト塗り絵を制作、無料で配布している。 長崎新聞
 

肥後国海中の怪(アマビエ/アマビヱ)

この妖怪のうわさは九州から始まった。
 
江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に現れたという。この話は挿図付きで瓦版に取り上げられ、遠く江戸にまで伝えられた、という。
 
そのセリフ、
 
「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」
 
予言をする妖怪だったのだ。
 

アマビエは「アマビコ」という同種の妖怪の誤記か?

 

疫病の流行

日本は古代から疫病の流行に悩まされている。
 
細菌やウィルスという病気の元がわからなかった時代、その疫病に対抗するには信仰しかなかったのだ。
 
現代人は迷信と笑うだろう。
 
しかし、今、私たちは武漢ウィルスに手も足も出ない。
 
その対策は、手洗い、マスクと「三密を避ける」だけである。
 
古代人と何にも変わっていないのである。
 
なので、疫病退治として神々を祈り、精神テレパシーを発生させ、四次元空間の正の量子もつれを発生させ、思念エネルギーで疫病を消滅させなければならない。(何を言っているのかよくわからないが)
 

科学的に実証された祈りの効果

■カリフォルニア大学の心臓学教授「ランドルフ・ビルド博士」がサンフランシスコ総合病院で行った実験により、祈りの効果性が立証されました。・・・なんと、祈りを捧げてもらっていたグループの人たちの病気の進行速度が、通常よりも明らかに遅くなったのです。
 
■麦の発芽の実験で、祈られたグループの種子のほうの 発芽率がはるかに高かった。・・・祈る時間を2倍にした場合は、 発芽率が2倍になった。
 
■2014年3月22日、NHKスペシャル「超常現象・科学者たちの挑戦」。
イベントのクライマックスで、大きな人形が燃やされる時間になった瞬間、乱数の発生に大きな乱れが発生しました。人々の興奮状態が最高度に高まった瞬間に、乱数が発生する機械の仕組みに異変が起こったのです。
「量子もつれ」の関係にある量子は、離れていてもお互いが繋がっていて、そこで量子テレポーテーションが起こります。その量子の動きに、人間の精神が影響を及ぼした可能性があるのではないか。
 

NHKスペシャル「超常現象・科学者たちの挑戦」

■アメリカを中心とする先進国各国では、1200例以上の『祈り』に関する研究が蓄積され続けているそうです。今や祈りは、医学や宗教を超えた新時代の科学の力として、世界中の人々から注目されている
 
■「すべての人の意識は、その奥底で、集合的無意識につながっている」ユング
 
信仰がただの迷信なのか、それともパワーを持っているのかは、現代の科学の一つの大問題になっている。そして、小魚や鳥たちの集団行動の原理など、推測だけで何も実証されていないのが現実である。
 
信仰を捨てさせた共産党軍地で発生したウィルスに対抗できるのは、信仰を捨てない自由主義の人たちの祈りである。
 
信仰は信念につながり、行動をコントロール出来るのである。
 
「 思考を変えれば、言葉が変わる。」
「 言葉が変われば、行動が変わる。」
「 行動が変われば、習慣が変わる。」
「 習慣が変われば、性格が変わる。」
「 性格が変われば、運命が変わる。」
 
これは、あのマザーテレサ氏の言葉を直訳したものである。
 
ここまで書いても、疑う人は、祈らなくてよろしい。
 
考えの違う人はいっぱいいるので、説得などしても無意味だし、自分が疲れるだけである。
 
君子の交わりは淡きこと水の如し。荘子
 
以上。

疫病退散の神

そこで、疫病退散の神々を紹介する。「アマビエ」が可愛すぎると思う人は、個人的に心に響く神々を祈る事から始めよう。
 
疫病には、すべての神仏が打ち勝てるのだが、見た目からいって仏教の守護神である天部(てんぶ)がおすすめである。
 
長崎の神々
 
其の一 武士が信仰していた、時津の摩利支天(マリシテン)
 

摩利支天

仏教の守護神である天部の一柱で日天の眷属である。 隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。
信仰していた武将 楠木正成、毛利元就、立花道雪、山本勘助、前田利家、立花宗茂
 
其の二 長崎最古の鬼伝説 岩屋神社の不動明王
 
この地には様々な神々が祀られているが、鳥居の入り口に、不動明王の魔除けの剣に龍が絡みついている石像がある。
 

岩屋神社 石像

不動明王は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。大日如来の化身とも言われる。
 
アジアの仏教圏の中でも特に日本において根強い信仰を得ており、造像例も多い。
 
本河内高部貯水池の山の方にある、秋葉大権現の神域にある不動明王もいい。
 

秋葉大権現の不動明王

やはり中世以降の山岳信仰は、一味違う迫力がある。
 

不動明王

不動明王の真言「ノウマク サンマンダ バザラダン カン (意味 すべての諸金剛に礼拝する。ハーン)」を唱えるだけでよい。
 
其の三 七面山妙光寺の鬼子母神、大黒天
 
七面山妙光寺は日蓮宗の寺である。日蓮といえば「蒙古退散」がイメージとしてある。
 
有名なのは一般的に四箇格言(しかかくげん)といい「真言亡国、禅天魔、念仏無間、律国賊」というもので、真言宗、禅宗、念仏(浄土系)、律宗はすべて駄目だというものである。
 
強烈で個性のある宗教だが、長崎には日蓮宗のお寺が多い。
 
この日蓮宗では、人間の子を捕えて食べていた夜叉だったが釈迦に諭され仏法の守護神となった鬼子母神と、真っ黒けの三面六臂の憤怒の形相の軍神・戦闘神、富貴爵禄の神の大黒天が釈尊の守護神である。
 
鬼子母神は少し怖いので、疫病退散はやはり大黒天を推す。
 

大黒天(マハーカーラ)

以上は私の独断の疫病退散の仏様である。
 
神道とは違い、仏教の仏様にはバリエーションが多い。そのきめの細かさが日本に浸透してきた理由だろう。
 
しかし、仏教だけでは片手落ちなので、神道の神様も挙げておく。
鍛冶屋町の八坂神社 素盞鳴尊(スサノオノミコト)
 

素戔嗚尊(すさのおのみこと)

ヤマタノオロチを退治した最強の神で、その性格は複雑だが、やはり神様の中のスーパースターである。
 
それ以外では雷神、かつ剣の神とされる、建御雷神(たけみかづちのかみ)かな。
 

建御雷神

 
まあ、日本の宗教は自由なので、何を祈ってもよい。
 
無分別さを律する事が目的なのである。
 
「疫病退散」と、みんなで祈れば、祈らないよりも早く武漢コロナを封じ込めるかもしれない。
 
・・と思う。
 
 

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