県庁裏のドライブスルーのPCR検査場
アートワークスは記事として書いているだけで、PCR検査場とは一切関わりがありせん。(何本か一般の方から電話があり、困惑しています。)
ドライブスルー方式でPCR検査 長崎で開設
2020/4/23 西日本新聞長崎県は23日、車に乗ったまま新型コロナウイルスの検体を採取するドライブスルー方式の「地域外来・検査センター」を開設し、運用を始めた。場所は非公表。発熱などの症状があり、帰国者・接触者相談センターに相談して検査が必要と判断された人が、教えられた場所に車で向かう。センターは当面週2~4日程度開設され、1日に15~20検体を採取する見通し。この日は、同県の県央部に設けられたセンターで、担当医師が乗車した人の検体を採取した。
場所は非公開らしいが、稲佐からは丸見えなので、しょうがない。
県庁の駐車場には赤十字のトラックが置かれ、広い道路には、コーンと立て看、そしてテントが複数立てられており、通ったのが早朝なので人がいないのだろう。
コロナ禍に関して、テレビやネットではすさまじい放送を繰り返しているが、やはり実感はなく、人ごみに出るときはマスクをするくらいである。
しかし、こうやって検査場をみれば、リアルさが否応なく伝わってくる。
ドライブスルー方式のPCR検査の是非はいろいろ書かれているが、これまで厚生労働省はこの方式を取り入れなかった。
その言い分は『ドラブスルー方式』では、医師の診察を伴わないことが多いため、我が国では、実施していないという答弁だった。
また、ドライブスルー方式に積極的でない大きな理由は、国や医療機関がPCR検査に懸念を抱いていたからである。
(1)PCR検査の感度が高くない、(2)検査を拡大すると、検査希望者が押し寄せ、集団感染を引き起こす可能性がある、(3)検査の拡大で感染者数が増加すると医療崩壊が起きる等がその懸念だった。
しかし、現在、方針を変え、検査数の増加による感染状況の全体的な把握というメリットを取り始めたのである。
その結果、ドライブスルー方式の導入を自治体に求めるようになったので、長崎も行ったのだ。
日本は積極的なPCR検査を取り入れていなかったので、他国からさんざん非難されているが、現実の患者数と死亡者を比べれば、日本が異常に低い。
その事実を見れば、各国の非難は的違いであると思う。
まあ、2か月もたてばコロナ禍の状況もわかりつつあり、対応の変化も間違いではないかと思う。
テレビやネットの多すぎる非難を聞きすぎれば、頭の中はパニックになってしまう。
しかし、いくら非難をしても、何の解決策にもならないことを知るべきである。
すべて終わったら、その時に議論をすべきで、今やっていることを、岡目八目で騒ぎ立てるのはどうかと思うのである。
私は粛々とこのコロナ禍に対応していきたいと思う。