小ヶ倉神社

小ヶ倉神社

小ヶ倉神社は戸町の先の小ヶ倉メモリードホールの脇に建てられていて、小山の上に有るので急な石段が参道になっている。

小ヶ倉神社 参道

上ると平たく整地されていて、ぽつんと社殿があり、その奥に石の祠が祀られている。
 
その祠の中に大山祗神社と書かれている。
 

小ヶ倉神社

小ヶ倉神社

小ヶ倉神社 大山祗神

共有山林の記念碑

 
小山と書いたが小さな島のような場所で海のそばだ。大山祗は山の神様なので不思議である。
 
由緒には、大正8年10月創建と書かれていて、今の祠は昭和40年に新しくされたものである。
 
境内の左側には共有山林の記念碑があり、住民215名が出資して、この収益を基金として地元の教育や公共工事の資金に当てたと書かれている。
 
近くの山には八幡宮が有るが、大山祗神社の方が小ヶ倉村の鎮守神になっている。
 
大山祇神は全国いたる所にあり、元は山の神であるが、大山祇神社が瀬戸内海の要所に位置することなどから、大山祇神社では海の神としての性格も強い。
 
ちなみに軍艦島の神社も大山祇神社である。
 
小ヶ倉の地名だが、由来は不明だがコガとは、空き地や草生地の事を言い、クラとは岩場のことを指すと日本地名大辞典に書かれているという。これもまた説の一つであり真偽の方は不明だと言える。
 
小ヶ倉側は江戸時代は佐賀藩領深堀支藩であり、戸町側は江戸時代は、大村藩戸町村だった。
 
戸町と深堀はいがみ合っていて、争いも起こっている。
 
昔から長崎の戸町に住んでいた戸町氏の場所に、鎌倉時代、深堀氏が割り込んできたからだ。
 
山間部はキリシタンの里であったと記録に有る。特別な史跡もない穏やかな場所だったと想像できる。
 

小ヶ倉神社