小型自動二輪ATの免許を取る(2)

バイクの免許には7種類がある。

「原付」「小型原付普通二輪」「普通二輪」「大型二輪」に加え、AT車限定の「AT小型限定普通二輪」「AT普通二輪」「AT大型二輪」の7種類だ。

今回取ろうとしているのはAT小型限定普通二輪の免許である。

ATとはクラッチ操作を必要としないスクーターの事だ。

具体的に言えばピンクのナンバープレート(50cc~90cc以下は黄色)のバイクである。

これにより、原付き1種50ccは30km/hの最高速度制限から開放され、車と同じ速度で走る事ができて、2人乗りもOKになる。

まあバイクに乗っている人なら皆さん知っていることだが、その為に自動車学校の費用と、新しいバイクの費用がかかる事になる。

全部で30万前後の出費だ。ちと考えざるを得ない。

それ以上に心配なのは自動車学校に行くことである。

運動神経が落ちた後期高齢者の私に免許が取れるのか。これは能力の問題である。

(入学時に行うOD式安全性テストでは、運転適性度2、安全運転度D、一番ひどいのは決断力で-Dだった。心理テストなど信用してはいけない)

OD式安全性テスト

また自分の子供の年齢の教官たちとうまくやれるだろうかという不安もある。

また、40年ぶりの学校通いだ。メンタルのことも不安である。

ネットの情報

いろんな不安を抱えている身にとって、ネットの情報は大切だ。

ネットには最短2日で免許が取れると書いている。

2日なら我慢ができると思っていたが、現実は全く違った。

結局28日間かかっている。

ネットの情報も嘘ではないのだが、私の通った自動車学校では週に2時間ほどしか教習が受けられなかったのだ。

時期的に生徒が多いからと言うけれど、そればかりではなく学校の都合がある。

ネットの情報を頭から信じ込むのはやめたほうがいいと痛感する。

兎にも角にもお金を先払いして、入学式を済ませた。

そして次の日1時間目の教習が始まった。

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