それでもやるの?
このブログの更新が一ヶ月ぐらい滞っている。
しかし9月にゴープロというカメラを買って、それ以来、モトブログ制作で日々忙しくしている。
なんと1ヶ月に22本のムービーを作ったことになる。
まあ、コロナで撮影が無くなったことが一番大きな原因なのだが、125ccのスクーターとゴープロというカメラに、未だに飽きが来ないのも大きい。
問題はそのムービーの出来栄えである。
仲間内にはユーチューバーになった事を話しているのだが、辛口の感想が多い。
一番多いのが「喋り方がへた」。
それは了解済みなのだが、面と向かって言われると、無口になってしまう。
次に多いのが「題材がマニアック」
確かに、神社のムービーというのは一般受けはしないだろう。
まあ、受けるためにやっているのではないので、これはしょうがない。
ただ、僕のチャンネルの登録者が少ない事と再生回数があまりにも少ないので、僕のために言ってくれているのはわかっている。
あまりにも悲惨なので、製作者である僕への助言と慰めの言葉である。
なんとまあ、心優しさ友人たちよ。
しかし、そんな言葉は大昔聞いたことがある。

北海道を旅行中
東京の大学を出て、「カメラマンになる」って言った時だ。
「苦労するだけ」「自分の才能を過信してはいけないよ」「成功できるのは1%もいない」
確かに就職もせず、カメラマンのアシスタントを続けて、極貧の20代を送っている僕を見かねて言ってくれたのである。
あれから40年以上たった。
確かに助言は正しかったと思う。
しかし、世の中なんとかなるもんだ。
さてユーチューブの話に戻るが、ムービーを作り続けてわかった事がある。
今まで、漠然と古代史や歴史が好きだけだったのが、現地を回り、話を録音することで、考えがまとまりつつあるということだ。
そして知っている事と知らない事が鮮明になった。
話すという事はとても大切である。
今更なんだが、無口なカメラマンから、雄弁なユーチューバーを目指すことは、多分僕の人生で必要な事だと思うようになった。
たとえ誰も聞いていなくても、僕自身の為に重要だと思う。
とても個人的な事だけど、僕は少し大人になったのかもしれない。