マックに戻る (5) Word、Exceなどのオフィスソフトを使う

マックがビジネスマンから敬遠される理由の1つに、オフィスソフトがあるだろう。このビジネスソフトは世間に浸透しすぎている。

しかしオフィスは有料で結構な値段である。ただメーカーのパソコンを買うと、オフィス込みになっている場合が多い。なのでWindowsパソコンの場合、ほとんどインストール済のものがほとんどだ。

しかしMacでもオフィスは使うことができる。

Office for Mac

Mac版Microsoft 365  サブスクで年12987円。買い切り版もある。

これを使えばMacもWindowsも同じだと思うのだが、双方でオフィスデータのやり取りをした場合、完全な互換性は難しいのだ。

それは、Macとウィンドウズのフォントが違うからである。なのでWordできっちり表を作っているも、マックで表示させるとレイアウトが崩れる場合がある。これはビジネスマンにしてみれば最悪の事態になるのだろう。

たとえば部下がマックで文章を作って、データを上司に送ったとする。上司がWindowsパソコンの場合、部下のデータを開いた場合、フォントのせいで、なんだか変なレイアウトになってたりすると、すごい顔で睨みつけられる。そんなシーンが展開されてしまうのだ。

若いビジネスマンの味方をするようだが、そんな状況の人は無理にマックを使わなくてもいいかと思う。所詮機械である。深く考える必要などないからだ。

オフィスソフトについて

オフィスソフトは優秀である。特にエクセルは、それに代わるソフトは無いと言ってもいいだろう。

昔パソコンスクールや高校の商業科で教えていた時は、生徒にエクセルの検定をよく受けさせていた。なぜかといえば就職などでエクセルが出来ることが必須とも言えるからである。

MOS試験、表計算処理技能認定試験 等がある。難易度が違うが三級を持っとけば、履歴書にエクセルが出来ると書いてもいいと思う。

それほどエクセルは重要なのだが、問題はソフトがそれなりに高額で、複数のバージョンが存在する事と、マイクロソフト社の独占状態だということにある。

最近では互換ソフトもあり、それを使うことを勧めているのだが、普通正式版が買った時からついているので、互換版は抵抗があるらしい。

私の場合、Excel、Wordはウィンドウズで開く。だが私の使っているExcelはなんと2003年のExcelで、そのままでは開けない。そこで変換システムを利用してやっとExcelを開く。

私に言わせてもらえば、拡張子は違うがExcelは中身は全然かわんないし、簡単な計算なら何も問題は無い。税金の集計など2003年で充分である。

さてそんな現状、つまりMicrosoft社のWord、Excel、PowerPointがビジネス社会で必要かつ有益なのはわかるが、もしMicrosoft社のオフィスソフトが使えなくなった場合、これまでのデータは全く開けなくなってしまう起こるかもしれない。それか、オフィスソフトが年々値段が高くなり、貧乏な学生が買えなかったりすると社会問題になってくるだろう。

これはネット社会で正しい現象だろうか

Microsoft社はとても素晴らしい会社だが、この会社ひとつが、世間を牛耳ってているようになってしまうのは、やはり危険な香りがする。(現在でも起こりつつある)

Windowsがこれだけ社会に浸透したのは、IBMがパソコンの発展のためにソースを公開したことから始まる。インターネット社会になった今、過去のデータは有益な地球的な資産になりうるのだ。

まあ、頭のいい連中はそこんところは考えていたらしく、サーバを構築するApacheやマイクロソフト社のオフィスと互換性のある OpenOffice (オープンオフィス)が、マック用ウィンドウズ用も無料でダウロード出来るようになっている。

OpenOffice MAC

調査がある。業務においてMicrosoft Officeを使っていると答えたのは回答者全体の99.1%。OpenOfficeを利用していると答えた人も19.2%いる。会社だけではなく大学も率先して使っている箇所も多い。

更に昔はWordやExcelの生データーがネットを飛び交っていたが、スマホやタブレットの普及で、現在はPDFファイルが主流になっている。

そのうち、もっとネット社会が浸透したら、MacやWindowsのOSの違いは大したことだはないようになるだろう。息子、娘たちの孫の世代は恐らくそうなっているだろうと確信する。

そんなクラウド時代の先駆けのようなGoogleドキュメントは使う価値がある。

これもまた優秀で、Word、Excelが入っていない僕のMacのパソコンに、ワードExcelの書類をダウンロードした場合、Googleドキュメントで開けばちゃんと開けた。Googleドキュメントを使えば、Excelの計算式は問題ない。Wordも同じくである。

WindowsはWindowsの世界があるし、MacはMacの世界がある。そしてインターネットはMacでもウィンドウズでもないユニックスの世界で、そこで書く文章は、Wordではなくテキストオンリーの統一規格なのだ。

これからネットの世界で何かをしようと思えば、ウィンドウズやMacから離れる必要もある。これって結構重大な問題で、今後のパソコンのあり方を大きく変えていく流れなのである。

さて皆さんはどう思うのでしょうか。

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