天神町 天満宮 イチイガシの巨木

〒854-0123 長崎県諫早市天神町 天満宮

天満宮

天満宮

天満宮

天満宮

拝殿の上 雲に乗る龍?

天満宮 拝殿

天満宮 拝殿

天満宮 祭神 菅原道真

天満宮 拝殿 額

橘湾に面した有喜港から、諫早の小ヶ倉ダムへ行く途中に天神町がある。

天神町という名前はたくさんあるが、イメージ的に街の中と思っていたが、ここの天神町は山の中である。

この名前は、天満宮があるから付けられたと思う。

田んぼに囲まれたコンクリートで舗装された道を行く。

天神ふれあいセンターという建物の駐車場になっている広場の奥に、一の鳥居がある。

古そうな石の鳥居だ。

上ると境内に出て、その奥に石垣が作られ、そこに天満宮がある。

瓦屋根の小さな社殿で、いかにも古そうである。

石段の上の左右に、石灯籠があり狛犬はない。

左手に拝殿新築記念昭和63年という石版の記念碑がある。もう一つ右手にあるのだが、文字が読めなくなっている。

拝殿の上には木で彫られた動物らしき物(雲に乗る龍?)が置かれていて、拝殿の扉は開いている

板張りの拝殿には何もなく、神殿へ続く通路が見える。

神殿の鴨居の上には、菅原道真の有名な歌

東風吹けば匂いよこせよ梅の花・・・の歌が筆文字で書かれた額が飾られている。

神殿をよく見ると、祭神の菅原道真公の木像が鎮座している。

天満宮 神殿

この天満宮は「イチイガシ」という巨木有名だ。

鳥居の左上にそびえ立っているのですぐわかる。

イチイガシは、本来、丘陵地下部の適潤地に森林をなしていたが、そこは早くから開発されたのでイチイガシはほとんど姿を消した。現在ではごく稀に散在するに過ぎない。天神町の天満宮にあるイチイガシは幹囲4.40mで、諌早市第一の巨樹であり、県下でも有数の大きさである。

イチイガシ

「諫早の名木30選」では、幹囲4.21m、樹高20mと書かれている。

うーん。

町の名前も天神町で、諌早市第一の巨樹がある神社なら、もう少し整備されてもいいかな。

少し残念に思った。

それにしても、諫早は天満宮が多いと思う。

これは歴史的なことだろうか。諫早は荘園制度の時代から、平家とのつながりや、大分の宇佐神宮との関係が深い。

そのせいで、菅原道真公を祀るのだろうか。

だけどこの飯盛地区には平安貴族の匂いがしないのだ。しかし天満宮がある。

昔の記録があればなーと、つくづく思う。

天満宮

 

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