神浦 恵比寿神社 新神浦橋の足元のいにしえの祠

長崎県長崎市神浦江川町 恵比寿神社

恵比寿神社

恵比寿神社

長崎市内から、大瀬戸を目指し、海沿いの道を行く。大瀬戸町の手前に神浦(こうのうら)川があり、赤い色の大きな鉄橋の足元に有る。

海に向けて鳥居があり、あまり目立たない。

グーグルマップにも最初は載っていなく、神浦に行った際、見つけてグーグルマップに登録したという経緯が有る。

神社の創建は不明。

ただ、社殿を見ればかなり新しく、近年建てられたものだろう。

鳥居の先の石段を上がれは拝殿だ。

鳥居の扁額の文字が消えていて読めない。恵比寿様自体は昔から有ったのだろう。

新しい拝殿を見ると、床はコンクリートで、祭神は石垣の上に祠で祀られている。

祠の中には恵比寿様の像が鎮座している。

拝殿の中には、賽銭箱や鈴も有るが、パイプ椅子やダンボールが雑然として置かれ、荷物置き場のようになっている。

近所の雑貨屋さんに聞けば、恵比寿様は昔からあり、近年神浦の祭りの時には、恵比寿さまも登場するようだ。

このあたりには、他にも由緒ある神社があり、お祭りを行っているようで、昔ながらの恵比寿さまも神社を新築して、参加させているよう。

まあ、良いことである。

恵比寿神社

恵比寿神社

恵比寿神社

恵比寿神社

恵比寿神社

神浦だが、外海で最初にキリスト教が栄えたところだ。

神浦8代城主、神浦正信は大村家の家臣となり、1571年に受洗。神浦はキリスト教が栄え、教会堂はもちろんレジデンシア(支部修道院)が設置された時期もありました。

大瀬戸はやはりキリシタン地域だ。

そとめ神浦川河川公園というのがある。

とてもいい河川公園で、子どもたちが小さい頃何度か連れてきたことが有る。

浅い川を遊び場にしていて、子どもたちは大喜びで遊んでいたのを覚えている。

神浦城は、永和年間(1375年~1379年(康暦元年))に大串小次郎俊長が神浦の在地領主となり、後に神浦氏を称し、築いた山城といわれています。その中世山城である神浦城跡の史跡を活かした公園です。

そとめ神浦川河川公園

なるほどと思う。長崎で、これだけきれいで安全な場所はここだけだと思うので、子供が小さな方にはおすすめの水遊び場だ。

もう一つ。神浦に行く途中の道に、青い橋(四谷河内橋)と白い橋(荒川橋)と赤い橋(新神浦橋)に出会う。

カラフルだと思ったら、外海町で有名なド・ロ神父の故郷であるフランスの国旗と同じ色に塗られているとの事。

これは、初めて知って驚いた。

地図にも載っていない恵比寿神社を大切にする一方、キリシタンのド・ロ神父の恩義も忘れてはいない。

日本人の信仰のあり方を考えさせられる橋と恵比寿様である。

 

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