多良見町野副 八坂神社 川内川沿いの牛頭天王像

〒859-0413 長崎県諫早市多良見町野副 八坂神社

多良見に行く道は長与から海沿いに走る道と、バイパスを下りて海に向かう道があるが、私の場合は、バイクが125ccなのでバイパスにはのれず、長与方向から行った。

川内川沿いに鎌倉山の方向へ向かう。

川はコンクリートで護岸され、流れる水はとてもキレイだ。

グーグルマップの指示の通り進み、目的地についたのだが、周りに神社が見えない。

多良見町野副 八坂神社

多良見町野副 八坂神社

多良見町野副 八坂神社

キョロキョロと見渡すと、橋の袂の先に小さな鳥居が有った。

社殿を思っていたのに、鳥居と祠だけだったというのはよく有る。

トタンのような材質の鳥居の神額は縦長く、八坂神社と書かれている。

祠は閉まっていたのだが、手を合わせて中を見せていただいた。

牛頭天王(ごずてんのう)像

像があった。仁王像かなと思ったが、頭の部分に特徴が有る。

よく見ると、動物が乗っている。

八坂神社で頭に動物が乗っているとすれば、それは牛頭天王(ごずてんのう)像だ。

普通、祠には木の札とか、空っぽということも多いのだが、立派な牛頭天王像が祀られていて驚く。

多良見町野副 八坂神社

多良見町野副 八坂神社

なぜこの場所に八坂神社があるのか不思議である。

ただ、この先に進むと標高358mの鎌倉山に行く。

鎌倉山という名前もなにか意味が有るんだろうと思う。

一般的に八坂神社の総本山は京都だし、鎌倉はご存知関東の武士の集団である。

大体、牛頭天王というのも不思議な神様である。

本来は釈迦の祇園精舎の守護神であるのに、蘇民将来説話の武塔天神という神や、スサノウと同一視されたりしている。

名前にこだわることはないが、例えば多良見という地名は、佐賀県の多良岳が見える場所だから、多良見という。

鎌倉山という名称にもなにか訳があるんだと思う。

しかし、残念ながら不明だ。もしわかれば、この場所に八坂神社の祠がある理由もわかるかも知れないだろう。

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