古賀町 山王神社 子供が通学する道に在る

〒851-0101 長崎県長崎市古賀町1559 山王神社

古賀町 山王神社

古賀町 山王神社

古賀町 山王神社 上の道

古賀町 山王神社 上の道

長崎バイパスの多良見出口付近。または矢上から諫早に行く国道34号線の肥前佐賀駅の先にある「つつじヶ丘」の住宅地の端に有る。

この神社を参拝していると、通学路になっているのだろう。小学生たちが脇を通りすぎていく。地域の神様として息づいているようだ。

下から登る道と、上の道路側から降りる道が有る。

私はバイクなので上の舗装された道からで、道路の脇道を下るとすぐそこにあった。天道幼稚園の看板の真下になる。

下の道から石段を登ってくる参道の方に鳥居がある。

やや細い木製の鳥居だ。神額には山王神社と書かれている。

古賀町 山王神社

古賀町 山王神社

古賀町 山王神社 伝教大師?

古賀町 山王神社

古賀町 山王神社 拝殿

古賀町 山王神社 祭神

境内というより、道脇に祠がある感じ。

社殿の周りには仏像や石碑が複数ある。

拝殿を覗くと、段が作られていて、石仏が2体、石碑が二基すえられている。石碑の字がよく読めない。

左の小さな石仏には光背がついているので、お釈迦様か。右手の大きな石仏は、山王神社なので最澄師と思う。

社殿というより小屋で、飾りはなんにもない。粗末ではなく、シンプルな山王神社である。

ネットで検索すれば、長崎の片足鳥居で有名な山王神社ばかり出てきて、古賀の山王神社に関してはなんにもヒットしなかった。

山王神社

山王とは、滋賀県大津市坂本の日吉大社で祀られる「大山咋神」(おおやまくいのかみ)を祀っていたものでの別名であり、比叡山に鎮まる神を指したものであり、山王信仰とは、比叡山麓の日吉大社(滋賀県大津市)より生じた神道の信仰である。ウィキペディア

こう書けば当然仏教なんだが、比叡山に天台宗の延暦寺ができてからは、大山咋神・大物主神は地主神として天台宗・延暦寺の守護神とされた経緯が有る。

つまり最澄にとって、「山王」とは山の地主神を仏教的に表現したものであるらしい。だから、神社だけど仏様も祀っているのだ。

そして、最澄による「山王」の扱いが、後に、神仏習合の「山王神道」の成立を導いていったともされるとある。

日吉(ひよし)神社・日枝(ひえ)神社、あるいは山王神社などという社名の神社は、日本全国に約3,800社ある。ウィキペディア

さすが、天台宗の最澄師。影響力がスゴイのだ。

まあ、複雑な説明はさておいて、長崎の外れにあるこの山王神社は、子どもたちが横を通りすぎていく道脇に有る。

どんな経緯で建てられたのか、いつ建てられたのかは不明だ。

祭神は一般的な大山咋神と大物主神だと思う。

この場所は高台にあり景色もいい。そして子供がいる。

この形が、この神社にとって最上の形だと思う。

人がいるから神様が存在するからである。

古賀町 山王神社

古賀町 山王神社

 

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