沖縄 那覇への旅(3) 国際通り

那覇空港に着陸。タラップを降りて移動バスに乗り込む。暖かい空気が体を包む。

蒸し暑い。長崎は寒かったので、バックスキンのブレザーを着てきたのだが、汗ばむような暑さだった。

洋服選びが間違っていることに今気づく。

なるほど。これが沖縄か。

タクシーに乗ってホテルへと直行する。

那覇東急REIホテルというビジネスホテルだが、キレイなホテルだった。

まだ3時くらいなので、荷物を部屋において近所を歩くことにする。

国際通り

ガイドブックにも書いてあった国際通りを目指す。

スマホの地図を見ながら移動するのだが、これがわかりにくかった。

那覇の第一印象は、都会だという事。なんだか福岡の街のようだなと思う。

モノレール

あと、頭上にモノレールが走っている事に気づいた。那覇にモノレールがある事は知らなかった。

大きな川沿いの頭上にはモノレールが走り、地上の自動車道路歩道を歩いていると、まるで近未来の街だ。

相変わらず蒸し暑く、ブレザーはホテルに置いてきて、長袖のポロシャツの袖はまくりあげたままだ。

てくてく歩く。昔から方向音痴でスマホの地図なしでは目的地に到底たどり着けない。

国際通り

ウロウロしながら、ついに国際通りらしき場所にたどり着く。

ふーん。

車道の両側に南国らしくヤシの木が植えられていて、観光客相手の派手な看板の店舗が並んでいる。

途中、市場みたいな場所が何箇所かあり、小さい土産物屋がびっしりと並んでいた。

国際通り内の市場

国際通りとは、那覇市の県庁北口交差点(パレットくもじ前交差点)から安里三叉路までの約1.6kmの通り。沖縄県で最も賑やかな通りであり那覇最大の繁華街である。

沖縄戦後、那覇の中心部は戦前に整備された新県道(牧志街道)周辺から復興が始まったが、ここには1948年に建設されたアーニーパイル国際劇場があったことから「国際通り」と呼ばれるようになった。

戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げたこと、長さがほぼ1マイルであることから、『奇跡の1マイル』とも呼ばれている。

国際通りの方は、その名が著名になるにつれ観光客が増え、店舗も次第に観光客向けのものが増加。那覇新都心など周辺地域の開発もあり、現在では沿線事業者の大部分は土産物店や有名飲食店、ホテルなどであり、ほとんどが観光客向けの通りの様相を呈している。抜粋 解説ウィキペディア

その通りである。

ガイドブックにも必ず載っている通りだが、実際に歩いてみると、ヤシの木が並木として並んでいるだけの繁華街である。

まあ、これは都市の有名な通りはほとんどそうで、実際に歩いてみると特別な感動などわかないものだ。

「よし、ここは来たぞ」と心のなかで確認して、ホテルへの帰り道を探して歩く。

途中、傍を通った市役所の建物がかっこよかった。

国際通り

市役所

コンビニは喫煙者のオアシス

今回の旅で一番感じたのは、観光地では、ほとんどタバコは吸えないという事である。

これは、私にとっては大問題である。

今回泊まったホテルは喫煙所があると書いてあったので選んだのだが、その喫煙所はビルの外にある広場の隅である。

ここには、色んな人がタバコを吸いにくる。

厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、現在習慣的に喫煙している人の割合は、男性が27.1%、女性が7.6%。年代別にみると、男性は40歳代(36.5%)、女性は50歳代(12.9%)が最も高くなっています。

いつの間にか喫煙は悪になってしまっている。

タバコに関しては議論をするつもりはない。どんなに話しても、喫煙を容認するような人と出会わないからだ。今は紙タバコだが、パイプもふかすし、葉巻も嗜む。

そんな禁煙大都会の中で、唯一のオアシスはコンビニである。

コンビニにはタバコも売っているし、なにより店舗の脇に灰皿がおいているのだ。

今回の旅でも、コンビニはオアシスになってくれた。

ホテルに喫煙部屋を求めても無駄なことはわかっている。だから、沖縄の旅をホテル旅の最後にしようと思っている。

ゴーヤチャンプル

夕食を食べに通りに出て、居酒屋を探す。満席で2件断られ、三件目の客のいない居酒屋の席に座る。

数少ないメニューからゴーヤチャンプルを頼む。

私の旅はグルメとは全く無縁である。朝食はコンビニのおにぎりとカップ味噌汁が定番で、昼は麺類を食べる。

なので、料理に関して偉そうなことは、なにも言えない。好き嫌いがあるだけだ。

しかし、沖縄の定番のゴーヤチャンプルは嫌いな味付けではなかった。

豆腐やランチョンミート、卵にゴーヤ。それを一緒に炒めている。まさに家庭料理だ。

ただ量が多く、それ一皿とビールでお腹いっぱいになる。

今回の旅で何度も食べたのが、やはり定番の沖縄そば。うどんとラーメンの中間のようで飽きない味だと思った。

以上が旅のグルメの話の全てである。

こうして一日目が終わった。

ホテルからの眺望

 

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