沖縄 那覇への旅(9) おきなわワールド 玉泉洞

おきなわ観光バスは、那覇の中心部を離れ、私達を、おきなわワールドというテーマパークへ連れて行く。

おきなわワールド 公式ページ
https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/

5おきなわワールド

入り口で食事券を渡され、玉泉洞鍾乳洞入り口に連れて行かれる。

入り口で手間がかかってるなーと思うと、強制的にグループの写真を撮っていた。

観光地でよくある、買うのは自由だがとりあえず撮らせてくれってやつだ。

困ったーなーと思い、係員の人に、私のカメラを見せて「同業者です」って言うと、写真撮影なしに通らせてくれた。

玉泉洞入口

これだけカメラが普及して、スマホのカメラもあるのに、結構申し込んでいたようだ。

やはり、業者に、一眼レフで撮影用に作られた場所で撮られると、子供連れや老夫婦は記念になると思うのだろう。

私は観光地でこんな仕事はしたことがないが、似たような事はしたことがある。

30歳で写真スタジオを長崎で開業した時、記念写真の需要を思い知ったのである。

それまで、写真館の仕事はしていなかった。だがスタジオを開業すると、子供のお宮参りの写真、入学式、卒業式、成人式、結婚式と一つの家族からの写真依頼は続いていく。

結婚式の後は、またお宮参り・・だ。すべて、記念写真である。

入り口の記念写真業者に、心のなかで「頑張って、この人達の人生の1ページになる記念写真を撮ってくれ」とつぶやいた。

沖縄と鍾乳洞

沖縄本島は、鍾乳洞と呼ばれる自然洞窟が各地に2,000か所ほどあると言われている。

琉球諸島から南西諸島の島々の多くは、島々の上に発達したサンゴ礁に覆われた島が多く、その後地盤が隆起したことでそのサンゴ礁が石灰岩になった。

その地層が雨による侵食で、洞窟を作っているのだ。

コバルトブルーな海岸の理由

沖縄と言えば抜けるような青い空と美しい青い海!
(抜粋)沖縄のビーチの砂はサンゴや貝殻が砕けた白い砂。黒い砂のビーチよりも光を強く反射してきれいな青が見えるのです。
ラピス マリンスポーツ より
https://lapice.biz/guide/okinawa/87403/

地政学ではないが、自然の条件が沖縄をリゾート地のようにしてしまったということだろう。

ビーチ

玉泉洞

玉泉洞

玉泉洞(ぎょくせんどう)は、沖縄県南城市玉城字前川にある鍾乳洞である。 1967年3月、愛媛大学学術探検部が調査を行った結果、初めてその全容が明らかにされた。

観光用となっている部分は洞窟の主洞にあたり、約800mほどであるが、洞窟全体の総延長は5000mに達する(現在、公開されているのが890m)。これは沖縄県内で最大である。玉泉洞のすぐ近くには、珍珍洞と満満洞がある。ウィキペディア

玉泉洞

玉泉洞

ここの鍾乳洞の学術的価値はよくわからないが、幻想的な光景は素晴らしいと思う。

ふつう鍾乳洞の中は寒いのだが、沖縄の玉泉洞内は蒸し暑かった。

写真も何枚か撮影したが、あの雰囲気は伝えきれないだろう。

玉泉洞内のハロウィン

何の問題もないのだが、一つ鍾乳洞の最後付近に、丸い石灰岩にハロウィンの飾りをつけて、観光用撮影場所にしてあった。

こんな仕掛けは止めたほうが良いと思う。幻想的な気持ちが、これを見て怒りに変わった。

みんながインスタをやっていると思いなさんな。

後この文章を書いていて、珍珍洞と満満洞という言葉が気になった。

男性のシンボルにそっくりな鍾乳石がある珍珍洞(イキガ洞)、現在では沖縄の方言で女性を意味するイナグ洞と呼ばれている満満洞(女陰みたいな鍾乳石がある)

検索すると確かにそのようだった。性器信仰はここにもあったのだと感心した。

玉泉洞

 

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