飽の浦教会 創立100周年記念ミサ

飽の浦教会 創立100周年記念ミサ

飽の浦教会 創立100周年記念ミサ

2022年11月23日 飽の浦教会で創立100周年記念ミサが盛大に行われた。

大学時代の先輩の依頼で、教会内部の2階から200名近くの信徒の人達の集合写真を撮影する。

その日は雨予想の天気が持ち直し、雲があったが明るい日で、教会内もそれなりに明るい。

フラッシュ無しでも撮影可能だが、今回は業務用320ワットのクリップオンタイプのストロボを持っていき撮影。無事撮影終了する。

ピンクの飽の浦教会

沿革
大正8年(1919)新聖堂が建立され中町小教区より独立、飽の浦小教区創立。 現在の聖堂は昭和34年(1959)落成。

最初の教会は、浦上村淵郷の庄屋屋敷跡に木造の教会堂が建設されたという。

丘に上にあるピンクの教会で有名だったが、今回訪れると壁面が白になっていた。なんとなく残念である。

飽の浦教会

飽の浦教会

教会からは長崎港、三菱の工場が一望でき、あの世界遺産「ジャイアント・カンチレバークレーン」がみえる。

この地区は三菱造船所の町で、教会も「庶民・職工の教会」と言われている。

現勢(小教区内数)は世帯数618世帯、信者総数2131人。僕の先輩も信者である。

長崎のカトリックだが、信者数は東京についで2位、比率で言えば長崎教区は4.35%。つまり百人の中で4〜5人の割合。

昭和の学級は40人程だったので、1学級に2〜3人はカトリック。

西洋と比べられないが、多いと思うのか少ないと思うのかは、個人次第の数字である。

しかし長崎教区は、全国でも最多の133の教会堂があり、離島や農村小規模の巡回教会が60あるのは異例の数字である。

飽の浦教会

私は主に神社ばかり撮影している。

日本の信仰の原点を知りたいからである。

西洋はキリスト教徒の国である。だからといって、争いごとは絶えることはない。

さて信仰とは、なんだろうかと教会を訪れるたびに思う。

かなり難しい問題だなと改めて思う。

 

撮影 アイフォン+8

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