川棚海蝕洞窟 海神神社

長崎県東彼杵郡川棚町三越郷

海神神社と書いて「わだつみじんじゃ」と読む。

4年ほど前の「長崎新聞 海神神社(八大龍王) 謎多き大村湾の守り神」という記事が載っていた。

2019/12/5 長崎新聞

その写真を見て行ってみようと思った。

片島公園

海神神社

海神神社への道

海神神社

海神神社

海神神社

海神神社

長崎から高速道路に乗り、東彼杵ICで降り、海沿いを走る。

干潮時だけ渡っていける神社なので、潮見表で引き潮の時間に着くように日にちと出発時間を決める

ネット情報では、駐車場がないので片島公園に車を停めて海岸沿いに海神神社まで歩く事にしたが、実際に行ってみると、短い時間なら車を止められる場所が近くにある。

長崎新聞の記事

大村郷村記によると、海神神社は1681年にはすでにあったと記録されている。

「江戸時代、筑前藩主黒田公が、大村湾を船に渡る時、大村湾の景色はわずか2万7千石の大村藩には不似合いだと、酒を飲んでいったという。
その時、大村湾を渡っている時激しい風雨に遭う。反省した黒田公は竜神に安全を祈って事なきをえたことから、この場所に八大竜王を祀った」とのことです。

2019/12/5 長崎新聞

 

大村藩は、徳川幕府のキリスト教禁制の動きにより、藩を存続させるため、日蓮宗に改宗した。

八大龍王は「法華経」に仏法を守護する八つの龍神とあるので、大村湾沿岸にはいろんな龍王を祀る祠や神社がある。

長崎県大村市玖島 龍神社

龍神社

長崎県大村市久原 市杵嶋神社

市杵嶋神社

長崎新聞には、「謎多き大村湾の守り神?」という見出しだったが、特別な謎はない。

神社となれば、霊的な事を皆さん期待するのだが、実際の神社には霊的な事より、この神社を作った意味のほうが興味深いと思う。

海神神社

海神神社

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