iPhone 17 Pro
先日アイフォン17プロを買った。
最初は、Androidのスマホを使っていたが、アイフォン5の頃から、アップルに乗り換えた。
記憶をたどれば、アイフォン8で、ポートレートモードが導入され、ボカシが表現さされるようになった。
これは、電子操作で擬似的にぼかし効果が作れたのだが、これには驚いた。
次にアイフォン14プラス。このスマホは超広角がついていた。
そして今回のアイフォン17プロには、光学式の望遠レンズがついている。
つまり、新しいカメラの技術が追加される度に買ったという事になる。
これは、カメラマンなのでしょうがないと思っている。
しかし、あまりの値段の高さに、躊躇していた。

アイフォン17プロ
私は仕事柄、複数の一眼レフや撮影機材を持っている。
なので、スマホのカメラは興味はあるが重要視しなかった。
しかし、古希を迎え、仕事から身を引く事にした。
つまり、一眼レフの入ったバックを持ち歩くことが無くなったのである。
ただ、写真から離れることは出来ない。そこでスマホに常備カメラの性能を求めたのである。
日本のカメラは素晴らしく性能が良く、絶対の信頼をおいている。
アップルがどんなに、能力が高くても、日本のメーカーの作ったカメラには勝つ事ができないと思っている。
それはアイフォン17プロを買った現在でもそう思う。
しかし、いつも持ち歩いているスマホの中に、サブカメラとして十二分に使えるスマホが誕生したのである。
なので、本当にサブカメラとして使えるのか、アイフォン17プロの撮影テストをしてみた。

ナガサキスタジアムシティ

ナガサキスタジアムシティ

ナガサキスタジアムシティ
広角のゆがみも少なく、良好

ナガサキスタジアムシティから長崎港

ナガサキスタジアムシティから稲佐山
望遠系 スマホのカメラなのに粒子の荒れがほとんどわからなかった。
3つのレンズ
Phone 17 Proは、背面に3つのレンズ(トリプルカメラ)を搭載しており、すべてのレンズが48MPセンサーに統一された点が最大の特徴である。
48MPのセンサーで撮影された画像の一般的な解像度は、アスペクト比(縦横比)によって異なりますが、一般的な 4:3 の場合、8064×6048 ピクセルになる。
合計ピクセル数: 8064×6048 約4,880万画素
これには驚いた。
僕が仕事で使っているCanon EOS 6Dの解像度は、有効画素数約2,020万画素に基づき、最大で以下のピクセルサイズになりる。
最大静止画解像度 約2,020万画素、ピクセル数: 5472×3648 ピクセル
この数字がすごい。
ただ、スマホのセンサーは4つの小さなピクセルを束ねて1つの大きなピクセルとして扱う「クアッドベイヤー配列(ピクセルビニング)」の技術が使われてやり、一眼レフのセンサーと比べてはいけない。

ナガサキスタジアムシティ

望遠

望遠
スマホの写真を仕事用の印刷データで使ったことはない。
しかし、数字だけで言えば、Canon EOS 6Dを上回っている。
なので一般の人にはあまり恩恵のない数字である。
ただこの解像度だと、かなり使えるのだ。
Phone 17 Proには三つのレンズがついていて、その守備範囲はかなり広い。
広角 (メインカメラ)48MP 24mm相当。高画質な日常の撮影。
超広角 48MP 13mm相当。120°の広い視野角で風景やマクロ撮影に対応。
望遠 48MP 4倍光学ズーム(100mm相当)、さらに高画素化により8倍光学ズームに相当する高画質クロップズーム(200mm相当)
三つのレンズの役目は、広角、超広角、望遠である。
しかし48MPの解像度になるのは標準の1倍ズームと広角 (メインカメラ)である。
なので超広角や8倍ズーム、マクロ撮影の場合、クロップしたサイズになる。
それでは、いろんな機能使った撮影では、どれくらい画質が落ちるのかと調べてみたが、当然スマホのモニターでは全くわからないくらいである。

家の猫

接写

ポートレート設定
テスト撮影では、望遠から広角、マクロとも、大きい問題もなかった。
望遠系が十分使えそうだ。
なるほど
カメラの性能は格段に進歩している。
実際にテスト撮影しても、感心する事が多い。
欠点と言えば、当たり前だが、そのホールディングだ。
やはりスマホなのだ。
シャッターの反応は遅いし、静止画はいいとしても、動く被写体は撮影しにくい。
仕事の現場で、一眼レフやミラーレスに変えて撮影することは、ないだろう。
ただ持ち歩くカメラとすれば、申し分ないレベルである。
iPhone 17 Proの異様に高い値段は、ほとんどカメラの値段だと思う。

