楠木正成の守護神 若宮稲荷神社 長崎10社巡り
長崎でいろんなスタンプラリーが開催されているが、神社巡りも開催されている。
2026年現在開催されている「長崎10社巡りスタンプラリー」の対象神社
令和8年(2026年)対象神社一覧
若宮稲荷神社(伊良林)
八坂神社(鍛冶屋町)
松嶋稲荷神社(本河内)
金刀毘羅神社(西山台)
山王神社(坂本)
宮地嶽八幡神社(八幡町)
八剱神社(東小島)
水神神社(本河内)
伊勢宮(伊勢町)
松森天満宮(上西山町)
ラリーの概要とルール
◎開催期間: 2026年1月1日 ~ 2026年12月31日
◎台紙の入手: 各神社の社頭(入り口付近や拝殿など)に設置されているケースから自由に取り出すことができます。
◎満願の特典: 10社すべてのスタンプを集めた後、「伊勢宮」へ台紙を持参し、初穂料(500円)を納めることで、その年の限定デザインの「長崎守」を授かることができます。
との事である。
このイベントは無料のスタンプラリーなのだが、各神社で「御朱印」をいただくための「御朱印帳」を準備して巡るのも人気である。
御朱印帳は自前で買い、社務所で神職や巫女さんに筆書き・押印をしてもらう。こちらは1社につき500円程度かかる。
これ以外では長崎三社参りもあるようで、古くから「諏訪神社・松森天満宮・伊勢宮」の三社を巡る習慣があると書かれているが、諏訪神社・松森天満宮は近くなので、諏訪神社に参拝に行った時、ついでに松森天満宮もお参りをする。
伊勢宮は、少し距離があるので、あまりいくこともない。三社を巡る習慣があるというのは、実際あんまり聞いたこともない。
神社は無料だし、歩いたり、階段を登ったりするのは健康にいいのでおおすめする。
そこで長崎10社巡りの各神社の解説をする。
若宮稲荷神社(伊良林)
この神社は何回も行っている。
下の記事は過去のブログの記事である。ムービーも作っているのでよかったらどうぞ。
若宮稲荷神社
https://artworks-inter.net/2017/03/08/%e8%8b%a5%e5%ae%ae%e7%a8%b2%e8%8d%b7%e7%a5%9e%e7%a4%be/
若宮(勤皇)稲荷神社御案内
「古いお宮を若宮」と親しまれている当神社は、その昔南北朝時代の忠臣楠木正成公の守護神(稲荷大神)を延宝元年(1673)に現社地に奉斎したと伝えられる

若宮稲荷神社
この神社は見どころが多い。
- 参道石段の鳥居郡群 - 参道に約70の鳥居が建つ。
- 方形鳥居 - 柱が四角柱の鳥居。
- 坂本龍馬之像 - 拝殿横にあり、風頭公園の坂本龍馬之像の原型である。
境内社は三つある。
坂本龍馬神社 - 2022年(令和4年)に高知県の龍馬神社(佐川龍馬神社)より分霊。この神社は新しい。
本家は愛知県の荒熊神社。縁結びや商売繁盛、金運、健康運向上が御利益。「荒熊大神」は猿田彦大神の長男とされる。
また、荒熊大神は伏見稲荷大社の熊鷹池で修行し、神力を得た神とされる。
岩戸神社だが、若宮神社で祀られている由緒は不明。おそらく社殿が岩の上に建てられているからだと思う。
若宮稲荷神社は、狐が仕えている稲荷神が主祭神である。
稲荷神とは宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)とされるのが一般的。ふつう食物の神である。
食べ物の神が勤皇稲荷と呼ばれるわけ
この神社の最初は
当神社は、その昔南北朝時代の忠臣楠木正成公の守護神(稲荷大神)を延宝元年(1673)に現社地に奉斎したと伝えられる
とある。
日本には、天皇が二人いた南北朝時代がある。
この時代に活躍したのが、楠木正成だ。
楠木正成が個人で信仰していたのが稲荷大神だ。
稲荷は帰化人秦氏(はたうじ)の神とされる。
そして、楠木正成が「自分は秦氏の末裔である」と語っていたとされる。
歴史の流れを簡単に書けば、南北朝時代、足利尊氏は後醍醐天皇を攻め立てた。
楠木正成は後醍醐天皇側にいて、強敵足利尊氏相手に、ゲリラ戦のような戦い方で対抗していった。
結局は敗れるのだが、その勇猛ぶりを敵将足利尊氏が讃えたとされる。
それで、楠木正成は天皇に忠義を尽くした忠臣として、大人気になっていったのである。

坂本龍馬像
明治維新前後、勤皇はと佐幕派が戦っていた時、幕府を倒そうとした坂本龍馬たちが、長崎の亀山社中近くの若宮稲荷に参拝していたと言われている。
なので境内に坂本龍馬像が、近年建てられたのである。
坂本龍馬神社を作ったのも、観光用の宣伝素材なのは残念だが、石段に延々と続く70の赤い鳥居は、稲荷神社らしく風情がある。
狐に扮した人が数十mの2本の青竹の上で竹ン芸囃子で演技する行事も人気。
とてもきれいな神社で、境内から見える長崎市内の景色も人気の一つである。

若宮稲荷神社

