イランの歴史(2)  イスラム教は戒律が法律

イランについて、漠然とよくわからないというのが本音である。
その点をAIに聞いてみる。

報道による「危険な場所」という固定観念
過去の個人的な記憶(1990年代のイメージ)
宗教的・文化的な「未知」への不安

である。

まあ結局、知らないだけである。

 

「イスラム国」系が声明 アフガンテロ死者100人超に https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/newsl/post_234992

テレビのニュースでは、中東のテロ活動の映像が盛んに放送されている。

ヒズボラ、フーシ派、ハマスなど、名前はよく聞くが、テロのグループへイランからの財政・武器支援という話を聞けば、日本人は眉をひそめてしまう。

やはり、イランがテロ支援国家として名指しで非難されていることも事実である。

しかし一方で、テレビ報道では「イランの人々は非常に親日的」という解説者の声も聞く。

イランでは日本の家電製品やアニメ、ドラマ(『おしん』など)が非常に愛されているらしい。

『おしん』以外でも、『キャプテン翼』『一休さん』、ジブリ作品の『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』など。

こうした話を知ると、急に親近感がわいてくる。

確かに「知らない」というだけで、メディアに操られるまま、思考や感覚を左右されているのかもしれない。

厳格な規律を持つ宗教について

中東への不安は、「宗教的・文化的な未知への不安」が大きい。

この点については、日本人である私個人の感覚と比べてみたい。

ハラール(Halal)

まず挙げられるのが、ハラール(Halal)である。豚肉や豚由来の食品が禁じられている点だ。

世界で食べ物の一部をタブーとしている宗教にはユダヤ教があり、豚、ウサギ、貝類、エビ・カニなどの甲殻類、鱗のない魚(ウナギなど)は食べてはいけないとされる。

ヒンドゥー教でも、牛肉を食べることは最大の禁忌とされている。

日本は仏教の影響が強く、かつては四つ足の動物を食べない時期もあった。

そう考えれば理解できないわけではないが、やはり完全に納得するのは難しい。

イランのイスラム教 AI画像

 

それ以外にも、女性がアラビアンナイトのようなヘジャブ(スカーフ)を着用する習慣がある。

また、1日5回の礼拝や、約1か月続く断食(ラマダン)も私の理解が追い付かない。

宗教である以上、自国で行う分には問題ないが、日本で生活する中東の人々にとっては大変だと思う。

 

日本には学校給食があり、授業時間も決まっている。

その中で、1日5回の礼拝やハラールを子どもたちが守れるのか、心配になる。

他にも様々あるが、否定はしないものの、すべてを容認することは難しいと感じる。

 

宗教と日本社会との衝突

イランのイスラム教 AI画像

結局トラブルになるのは、宗教的義務を捨てられないムスリム(イスラム教を信仰する人)の人々と、日本の法律やマナーを守ってほしいと考える日本人の心情との衝突である。

双方とも「自分達が正しい」と思っているため、対立が起きるのは当然とも言える。

一般的に、短期間の滞在者であれば最大限フォローできるが、共生や移民となると簡単ではないと思う。

 

社会にはリベラルな立場の人も多く、人道的観点から共生こそ正義だと主張する声もある。

また、少子高齢化の中で労働力を確保し、日本の経済を維持すべきだという意見も多い。

しかし世界の歴史を見ると、民族の混交は珍しくないものの、その多くは征服や奴隷といった厳しい形で進んできた。

日本でも、戦時中に台湾や朝鮮を植民地化した歴史があり、韓国の反日の背景にはそれがある。

日本は便宜上、同化政策を進めたが、結果的にそれは強制と感じる人たちが大勢いたのだ。

こうした経験も踏まえる必要がある。

イスラム教の戒律は、単なる道徳ではなく法律である。そして戒律違反は「犯罪」となる。

一方、日本の生活習慣は慣習や道徳であり、法律ではない。

この違いこそが、最も難しい問題なのである。

 


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