卑猥な宇宙人

宇宙

2020年、宇宙人から国際宇宙センターに通信が入った。

「友好関係のために地球に行きたい」

人類史上初めての自体で地球は大騒ぎになった。

「宇宙から謎の電波が入ったらしい」

「文明を持つ宇宙人らしい」

「地球人と同じような進化をしたらしい」

「攻めてこないのかしら」

「ETとかプレデターみたいな奴かも知れん」

「英語を覚えたらしい」

「とても友好的な宇宙人みたいよ」

様々な噂が世界中を駆け巡った。

国際宇宙センターでは、何度も通信のやり取りをして友好的な宇宙人である事を確認した。

「後3日後に地球に到達する」

国連から世界中に発表された。

世界は大騒ぎになった。

ファーストコンタクトなのだ。

誰が地球代表になるかで大もめだ。

結局、国連の事務総長が代表になることになった。

場所はアメリカのセントラルパークに決まった。

フォースとコンタクトの当日が来た。

世界のマスコミが集まっている。

何百台のテレビカメラがスタンバイしている。

天空を見上げると一筋の光が頭上に泊る。

巨大な宇宙船が静かに降りてきた。

着陸して静かに扉が開く。

扉から降りてきたのは、人類と同じような格好をした一人の宇宙人だった。

身長も変らないようだ。

宇宙服と思われる銀色のスーツをきている。

体にぴったりとしたスーツのようだったが、体のラインはマリリンモンローのそっくりだった。

地球代表の前にモンローウォークで近づき、目の前で立ち止まる。

宇宙人は英語をしゃべった。

「私たちはベガ星からきました」

丁寧で優しい口調だった。

「初めてお目にかかります。地球へようこそ」

地球代表は緊張した口調で挨拶を交す。

「地球の大気は私たちと同じ成分なので、ヘルメットをとります」

宇宙人は胸のボタンを押し宇宙服のヘルメットが自動的に開いた。

世界中があっと驚いた。

地球人のヘップバーンのような美しい顔なのだが、その頭には立派なおっぱいが二つついていたのだ。

地球人のおっぱいと同じおっぱいが、綺麗な顔の上に、つまり頭二つついていたのだ。

白人と同じ肌の色で、乳首の部分がピンク色なエロティックで豊満なおっぱいだった。

国際宇宙センターの所長は驚いたが、宇宙人だからどうしようもなかった。

テレビ局は揺れていた。
宇宙人なのだが、頭の部分だけを見れば、見事で素晴らしいおっぱいとしか思えなかった。

「ディレクター、どうしますか」

「どうもこうもないだろ。相手は宇宙人だ。たまたま頭の突起物が地球人のおっぱいとそっくりなだけだ」

「イヤーそれにしてもエロティックすぎる・・」

美しい顔の頭頂部には、Eカップで乳首の部分が勃起していてピンク色だった。

国連の代表は、素早く車の中に誘導してテレビカメラから宇宙人を逃がした。

その間、世界中のマスコミのカメラは、宇宙人の頭のおっぱいを追い続けた。

歩くと揺れて、とてもセクシーだった。

「卑猥だ」

「ブラジャーをつけさせろ」

「子供に悪影響だ」

「うちの子が勃起して射精してしまった」

そう言う世論があったが宇宙人だからしょうがないのだ。

国連でももめたが、その容姿がどんなにエロティックでも、姿形で判断してはいけないことを

世間に伝えた。

テレビ局も世論も、その色っぽい容姿を受け入れた。

宇宙人が一人地球に来るといった。

またもや、世界中のカメラが集まった。

巨大な円盤が同じように頭上にやってきて、静かに降りてきた。

世界中のカメラは、またあのセクシーなおっぱいを写そうと注目していた。

今度の宇宙人は体が大きくがっちりしている。

大股で近づいてきて宇宙服のヘルメットを開く。

ヘルメットが開いたとたん、国連代表は息をのんだ。

宇宙人は男性のようだったが、その顔の真ん中には大きなペニスのようなものが

勃起した状態で鼻の位置にあり、おっ立っていたのだ。

地球人のペニスより一回り大きく、そり上がったペニスが国連代表の目の前あった。

国連代表はさけんだ。

「カメラを止めろ!! 卑猥すぎて放送できん」