2016年『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を遅ればせながら見る。
なかなか面白いし、ラストはスターウォーズと合流していて、スターウォーズファンにも見応えは充分あると思う。
しかし、見ながら既視感が芽生える。
ストーリーの重大な役どころに、盲目の達人(チアルート・イムウェ)と重そうな赤い甲冑(かっちゅう)と背中に抱えた巨大銃「ブラスター」で敵と戦う(ベイズ・マルバス)が登場する。
ともに香港、中国人のアジア系。
皆さん感じなかっただろうか。
盲目の達人は座頭市。
背中に大きな武器を背負った弁慶。
「ああ、ここにも日本が登場している」そう思い、一人ほくそ笑んでいたのである。
スター・ウォーズは日本ファンのジョージ・ルーカスが日本色を随所に散りばめていて話題になった。
ストーリー・・・黒澤明の影響
ジェダイ・・・時代(劇)
ライトセーバー・・・日本刀
衣服・・・柔道着
オビ=ワン・ケノービ・・・黒帯、柔道の有段者の意味
ダース・ベイダー・・・三船敏郎のイメージ
ダース・ベイダーのマスク・・・日本武将の兜
ハン・ソロ・・・忍者服部半蔵 ハンゾウからハン・ソロ
C-3POとR2-D2・・・黒澤映画の隠し砦の三悪人のキャラクターから
アミダラ王女 =阿弥陀(様)
惑星“タカダノ”・・・高田馬場
まだまだある。真偽はともかく「日本色」は間違いない。
そして今回のローグ・ワン。
そこに座頭市と弁慶が登場する。
なんか嬉しくなってくる。