世間の評価は4なのだが、私は3。
この映画は「スパイダーマン ホームカミング」の続編。実は前作もやや不満足だったので期待していたのだが、今回もそれは解消されなかった。
私が不満なのは、この手の映画に期待しているのは、ヒーローのストイックな部分だからだと思う。
スパイダーマン、バットマン、アベンジャーズのキャプテン・アメリカ、Xマンなど、そのストイックな部分に共感していたのだ。
日本に最初スパイダーマンが登場したのは、1970年の池上遼一の作品だった。まだ中学生だった私は衝撃を受ける。
悩めるヒーローだったからである。
そんな経緯が、ヒーローにストイックさを求めるのだろう。
世間では、明るく楽しい、恋あり冒険有りの青春ドラマとして人気があるらしい。
しかし、おじさんは昔を引きずっている。
それが良いことなのか、駄目なことなのか、未だに悩んでいるのだ。
2019年製作/135分/G/アメリカ
監督は、前作に続いてジョン・ワッツが務めた。ベック/ミステリオ役に「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホール。
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