断捨離の部屋

思い出はものに宿りて捨てしあと 断捨離の部屋に心のみ空(むな)し

鯨海

 

 

断捨離という言葉は作家のやましたひでこが提唱し、商標登録している言葉だという。

最初仏教の言葉かなと思っていたが、お片付けのことである。

 

 

禅語の「放下著(ほうげじゃく)」という言葉があり、「一切の執着やこだわり、煩悩、さらには悟りさえも捨て去れ」という意味で、「すべてを手放せ」「捨て去ってしまえ」という教えがある。

守破離(しゅはり)というのもある。  最終段階の「離」は、それまで築いた型を捨て去ることを意味する。

 

仏教用語や芸事の言葉は、内面のことを説いている。

断捨離は片付けなさいということ。

中年以降の人たちが、よくやっている気がする。

 

最近思うのだが、思い出というものは物に宿っていると思う。

邪魔なものは片付けた方がいいと思うが、頭の中は、いろんな思い出は忘れていくものである。

無理に断捨離しない方がいい人もたくさんいるようだ。

 

 

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