献杯から始む同窓会
古希過ぎて 献杯(けんぱい)から始む同窓会
みな集(つど)いて さて何をする
鯨海

長崎は山の斜面に家が立っていて、狭い坂がたくさんある。
稲佐山の麓にも、江戸時代から続く地域があり、まるで迷路のような道を歩く。
そして、稲佐山の麓には猫が多い。
朝のウォーキングで、そんな道を歩くと、時々猫の集会に出会う。
毛並みが似ているので一族だと思うが、目が合うと、猫たちもじっと私を見つめている。
なんのために集まるのだろうか。
みんなの近況か、情報収集か・
私は猫たちの邪魔をしないように、そのまま坂の一段を降りていく。
