デジカメレッスン中級編 食べ物を撮る その1中華料理のセット
食べ物を撮るのも、なかなか技術のいる撮影です。
食べ物を撮る (その1 料理)
中華料理のセットをとる。
条件
1カットにで10から20個ぐらいの料理が全部ならべられている写真を撮る事。
場所
現場で撮るのが一般的です。
スタジオで撮れればライティングが楽なのですが、テーブル、食器、厨房が必要ですので、現場の客席を利用します。
中華テーブルというのは結構大きいのです。角度は斜め45度か、それ以上の俯瞰になります。
レンズは広角のほうが、比較的楽なのですが、写真の出来がいまいちなのです。
やはり、1品1品がしっかり写るには、標準レンズかそれ以上の望遠のほうがいいのです。
天井が比較的高い場所では、可能な限りの望遠系を使用します。
これは私の撮影のではないのですが、撮影例として掲載させて頂きました。
ビューファインダー
セッティング
テーブル全体が写る高さまで、三脚をあげます。2メートル50から3メートルの高さまで伸ばします。
当然、脚立が必要になります。
ライティング
大型ストロボを使います。
基本的には、真上から1灯、フロントから1灯、逆サイドから半逆光気味に1灯入れます。
これば場所との兼ね合いですね。
絞りが8以上くるように、ストロボを調節します。
(ジェネレーターは2400Wぐらい欲しい所)
スタンバイが出来たら、料理をならべてもらいます。
汁物は湯気が出ます。
湯気がきれいに写るには、逆光気味のライトが活躍します。
脚立に乗ったカメラマンが、位置の指示をします。
(カメラマンは、この時、料理と作法の知識が必要となります。)
時間がたちすぎると、料理の鮮度が落ちますので、すばやく撮ります。
何枚かポラロイドを撮り、料理長、編集者、責任者に確認してもらい、OKが出たら、やっと撮影です。
大掛かりな撮影の1つです。