臨床検査結果報告の読み方 酒とタバコの日々

長崎市が無料で行なっている健康診断(メタボ検査)の結果の事である。  

検査を受けた病院から説明が無かったので、郵送で自宅に送られて来ると思いまっていたが、3ヶ月たってもこない。

さすがにおかしいと思い、市役所にかけて見たら病院に送っているとの事。

看護婦さんの連絡ミスである。

自宅の近所で係り付けにしているお医者さんなので、怒りを押さえ先生から検査の結果の解説をうけたまわる。

 

ここ数年同じである。

「酒、タバコが原因ですよ」

うーん。

 

私は中肉中背で、皆と同じくぽっこリおなかの熟年である。

普通どうり食べていても、栄養過多になってしまうお年頃。

「酒とタバコねぇ。わかっちゃいるけど止められない」

それが本音である。

しかし、数値に(H)がついている項目は気になる。  

 

血液検査

血液検査

身長は年々縮んでいる。

アメリカのハーバード大学の研究によると身長が縮み始めるのは40歳からで、加齢で背骨の骨と骨の間にある椎間板が干からびてきて縮む。

「ほんまでっか」である。 年々チビになっていくようだ。    

臨床検査結果報告だが、その主な項目の解説を書こう。

GOT・GPT

GOT(AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)) 肝臓の異常を調べるほか、心筋(心臓の筋肉)や骨格筋の細胞の病気の指標にもなる。

GPT(ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ))肝臓の異常を調べる。

つまり血液中に含まれているGOTとGPTの量を調べて、内臓の様子を見る検査である。

私の場合GPTの数値が36で、基準値の値をわずかに越している。

医者のアドバイスは、アルコール性脂肪肝なので酒を慎むようにということであった。  

AST、ALTの数値が31以上の場合、肝機能異常として注意が必要な数値であり、 51以上の場合は医療機関へ受診が勧められる数値である。

γ-GTP

γ-GTPの健康診断結果で基準値を超えていた場合、アルコール性肝炎、薬剤性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝がんなどが疑われる。

γ-GTPはアルコールの分解に反応する酵素なので、アルコールの常飲で大幅に上がるのだ。

医者が禁酒をいい続けるのも当たり前である。

さて、私の場合は、他の診断から脂肪肝といわれている。

それなのに、酒を飲み続けているバカモノである。

急増しているフォアグラ現象=“脂肪肝” http://www.karadakara.com/sindan/step/014.html この脂肪肝が原因となって肝臓機能にさまざまな障害をもたらします。さらに、溜まった脂肪が血液中にも流れだし、ドロドロ血となり、やがて血栓となって動脈硬化を引き起こしてしまいます。現に脂肪肝の人は動脈硬化や心筋梗塞などの恐ろしい病気になる確率が2倍も高くなると言われています。 脂肪肝は、肝硬変や肝臓ガンなどの肝臓の病気だけでなく、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病など、肝臓以外にも、死に至るほどの病気に発展する可能性を秘めているのです。

肝臓のイメージ

肝臓のイメージ

恐ろしい!!

対処 1.何と言ってもアルコールの適量を守ること 2.良質なタンパク質と、ビタミン(特にB群とE)、ミネラルをしっかり摂ること 3.糖分や脂肪分を摂りすぎないこと 4.エネルギー(カロリー)を摂りすぎないこと 5.規則正しい食生活を心がけること 6.適度な運動をすること

わかっているんですけどねー。

まずは家にあるビタミン剤を毎日飲む事と、食べる量を減らすことにした。  

HDL-C ,LDL-C

HDL―コレステロールは善玉コレステロールである。

こいつはいい。問題は次である。

LDLコレステロールとは、悪玉コレステロールだ。

血液中を流れる脂質は水に溶けないので、たんぱく質と結合して血液中を循環している。

こいつが多いと、血管壁にへばりつき、動脈硬化を起こす危険がある。

私の場合かなり高い値である。

少しビビッている。  

対処法としては食事、運動で青魚に含まれるDHA・EPAがコレステロールを下げるとも書いてある。

サプリメントも効果的らしい。  

 

年に一回の臨床検査結果報告を見るたびに 日ごろの不摂生や飲酒喫煙を後悔するのだが、日がたつにつれて忘れてしまう。

凡人なのである。

 

しかし、こうやってブログに書く事で自戒の日々が少しでも続けば益となるだろう。

がんばろう・・と思う。

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