スナップ写真のネット販売
時々、先生に聞かれる事があります。
ピアノ発表会でも、アンサンブルなどが多い場合
スナップの注文見本をつくりますが、この閲覧がかなり手間がかかるみたいです。
「インターネットで、見本が見れるように出来ますか」
「作るのは出来ますけど、セキュリティーが・・」
そうなんです。
先生にはセキュリティーといいますが、それ以外にもクリアーしなくてはいけない事があります。
ネットワーク関連は長崎大学の講師をした事もあり、もう一つの職業として仕事をしています。
インターネットで注文する仕掛けは、自前ですべて作れるのですが、やはりセッティングには手間がかかる仕掛けです。
しかし、インターネットを利用する人には便利な仕組みだと思います。
その事は、誰よりも思っているのですが、パソコンを使わない人たちにとって何の意味もありません。
誰もがパソコンを使っているわけではない
30代の父兄は、インターネットに関して何の抵抗もない世代です。
スマホを説明なしで使いこなせます。
40代、50代では、使う人使わない人が出てきます。
こんな状況ですので、インターネット見本システムを構築する以外に、今までどおり、紙で見本を作らなくてはなりません。
つまり、ネットとアナログの見本帳の両方が必要になってしまいます。
費用や支払いはどうするのか
ネットの注文の場合、クレジットカードや振込みの手間がどうしても必要になってきます。
プリントを自宅に届けるには、送料も必要になってしまいます。
ネット販売は、それらの費用を写真代に上乗せしなくてはならないため、少量では、ペイしないシステムとなってしまいます。
購入希望者が100人以上なら、何とか採算が取れると思います。
結婚式のスナップ販売にネットが使われるのは、出席者が100人以上いるからです。
幼稚園や保育園のイベントもネット販売が可能になります。
しかし、ピアノ発表会ではやはり難しいでしょう。
一番重要なセキュリティー
子供たちの写真をネットに上げるには、すべての親の方に、それを承諾してもらう必要があります。
これに関しては、しっかりやってもらい、承諾書に印鑑入りのサインが必要になってきます。
過去、大学付属の小学校の演奏会で、担当の父兄の依頼で、ネットシステムを構築したのですが、一部の父兄からクレームが出てしまいました。
母親はOKでしたが、後から聞いた父親から抗議が入ったのです。
今は、顔がわかる人の写真を簡単にアップできません。
万が一、犯罪に使われたらその責任を追及されてしまうからです。
以上の事を考えると、簡単にネットを利用できないとなってしまいます。
しょうがないと思います。
これから先、ネット販売が主流になってくる場合が増えてくると思いますが
現状では、ケイスバイケースですね。
見本DVDや返却不要の見本帳の作成
ただし、昔よりはスムーズになってきています。
まず、見本を返却不要にしています。
これは、プリントの精度がよくなったので、家庭用のプリンターでも写真見本が作れるからです。
もちろん、写真と比べて画質は悪いですが、顔の判別などは十分です。
また、CDやDVDに写真を入れて、何枚かの見本DVDを配ります。
これにより、パソコンを活用している父兄は、自宅で家族と写真を選び、注文だけをメールで送ってくれる事ができるようになりました。
すべてを自動にするより、アナログとパソコンをうまく活用する事でだいぶスムーズになるのです。
これもまた、各先生ごと様々ですので、ご相談下さい。