旭町岸壁の釣り人たち
長崎は釣り人達のパラダイスでもある。かくゆう私も釣り歴は30年を越した。いっぱい飲み屋の話題はまず釣りの話から始まるのが定番である。
さて稲佐に定住した私の日課は朝のウォーキングから始まる。朝の長崎港は清々しく、岸壁を歩くのはお気に入りである。
土曜日の早朝の岸壁は釣り人達が集まってくる。
何を釣っているのか、どんな釣りをしているのか興味がある。彼らの後ろを通る時ちらりと確かめる。
旭大橋の橋桁の下を狙って釣っているのはルアーの人だ。
朝マヅメの上げ潮での狙い目はシーバスつまりスズキである。
となればルアーの種類はメタルジグがペンシルか。
ルアーは疑似餌を使って釣る方法で、様々な種類がある。エサ釣りと違うのは、そう簡単に釣れないということだ。
だが、その疑似餌はとても美しくコレクションをしてしまうほどで、私も釣具屋に行くと、ついつい買ってしまう。
餌釣りではないので、何度も投げて巻くの繰り返しだ。
ルアーはやる人は若い人が多い。釣れなかったらどんどん場所を変えるので、スポーツフィッシングとも言われる。
エサ釣りと違い、身軽に出来るので長崎でも大人気のようだ。
釣れるといいなーと思いながら歩き去る。
こちらもシーバスかな。しかし竿をしゃくりあげているので烏賊かもしれない。
烏賊の場合のルアーはエギというのを使う。なのでエギングともいう。昔から定番の釣りである。
エサ釣りをする人も多い。今アジが釣れているようでサビキ仕掛けで釣る人もいた。
ルアーの仕掛けで岸壁沿いを釣る人もいる。狙い目はメバルかアラカブだろうか。
昔は長崎港は汚れていて釣りをする人は少なかったのに、最近はきれいになったので釣り人が増えているようだ。
釣りはエサ釣りでもルアー釣りでも楽しい。
こんな名言がある。
一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。
永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。
その通りである。