大坂なおみ、全豪オープン初優勝
https://youtu.be/KZZyR3Hm3F0

このニュースは1/27日本中に速攻で流れ大騒ぎになった。

「すごいぞ! ナオミ!!」日本中が感激しているようだった。

私も感激した一人である。

実は、男子テニスの錦織を応援していたのだが、残念にもジョコビッチとの試合途中で棄権となりがっかりしていた。

そんな時の大坂なおみ初優勝の朗報である。

気分がとてもいいので、この文章を書く。

大坂なおみ

1997年 (平成9年)10月16日、大阪府大阪市生まれの21歳

2001年(4才)にアメリカ合衆国へ移住。父方の祖父母がいる、ニューヨークに住んだ。そこで小学校三年生まで過ごし、2006年フロリダ州に移住している。

父親はハイチ共和国ジャクメル出身で、13年間日本に在住したハイチ系アメリカ人である。母親は北海道根室市出身の日本人で、苗字の「大坂」は母方から来ている。母方の祖父は歯舞群島の勇留島出身。

姉の大坂まりもプロテニス選手である。

大坂兄弟 ニュース話題.com

2011年10月、全米テニス協会が大坂に少ししか関心を持たなかったので、父親が「テニス選手としての国籍」は日本を選択した。

音楽は黒人音楽が好みで、とりわけビヨンセの大ファン。食事は日本食が好きで、特に鰻、焼肉、寿司を好む。ユウユウ(羽生結弦)の熱狂的ファン。

二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは
ヤフーニュースより
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00460516-nksports-spo

大坂が16年全豪で予選を勝ち上がり本戦で3回戦に進んだ後、米国は女子代表監督が自ら乗り出し、多額の支援を約束したと伝えられる。

だが大坂の父フランソワさんは、無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重したという。だからこそ、いまでも大坂は日本で登録し続けるのだ。

大坂自身が「私のメンタリティーは日本人に近い」と思っている理由は、母環(たまき)さんが、日本の文化や料理を娘に伝え続けていたせいである。

私が感動しているのは、彼女の日本人らしさである。

大坂なおみ 記念撮影で正座 表彰式でも称えられた「謙虚」な女王
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000108-dal-spo

表彰式でも「謙虚で、辛抱強く、底力がある」と称えられた“謙虚な”チャンピオンらしい一場面だった。

スポーツナビ – Yahoo! JAPAN

この謙虚さがいい。

日本人の駄目な部分として、謙虚さがよく取り上げられる。中国・韓国問題でも、おとなしめの対応は”ハッキリものを言わない”と避難され続けてきた。

確かにそうである。

必要以上にハッキリ物を言う西洋人と比べ、日本人は議論が苦手である。しかし、この謙虚さほど日本人を語る時に欠かせない美徳でもある。

こんな事もあった。

憧れのセリーナ・ウィリアムズ(米国)を破っての全米オープン優勝の際、セリーナのファンが目立ったスタンドから、ブーイングが沸き起こった。その際「こんな終わり方になってすみません」と謝った。

大坂なおみは「世界1位になれる」、日本人初の偉業へ伊達氏が太鼓判 写真 …
AFPBB News

その映像を見た時、大坂選手は日本人なんだなと強く思ったのだ。

大坂なおみと錦織の共通点

THE TENNIS DAILY

この二人のテニスプレーヤーには共通点がある。

それはコーチの存在である。

そして名コーチを得た時から、飛躍的に活躍し始めたのだ。

大坂なおみにはサーシャ・バイン・コーチ、錦織圭にはマイケル・チャンコーチである。

しかし、その二人のコーチのやり方は大きく違う。

マイケル・チャンは、前任コーチの自主性を重んじるやり方とは真反対に、強制的に基本を繰り返しやらせる方法をとった。

チャンが錦織に繰り返し言い聞かせてきたのは、「自分を信じろ」という言葉だ。

自信というのは、絶対量以上こなした練習から来るという信念があったからである。

全米テニス バイン・コーチ 産経ニュース

 

サーシャ・バイン・コーチは大坂なおみのメンタル面のフォローを徹底的に続けている。

「大丈夫!君ならできるよ。君ならできる。」そんな励ましの言葉で大坂を支え続けている。


コーチという存在は大きい。コーチは父親でもあり、友人でもある。

マイケル・チャンは名テニスプレイヤーで錦織よりもいい成績を持っている実力者である。

そんな彼は自分の信念を押し付けたことになる。これは父親のポジションだ。

サーシャ・バインは選手としては凡庸な成績しかない。しかしコーチングの力は優秀で、彼が付いていた選手は次々と優秀な成績を収めている。

これは、友人のポジションを常に取っていたと言われている。

この選手とコーチの二人三脚がしっかり噛み合うと素晴らしい力を発揮できるという証明である。

 

まあ、この事はスポーツ界以外でも言えることである。

独立独歩、見よう見まねで向上する人もいると思うのだが、師匠やコーチと共に頑張っている人達の方が、力を発揮しやすいと思う。

ネットの時代である。いろんな事が一人で出来るようになっているが、独りよがりに陥りやすいという点がある。

いろんな選択肢の中の一つに、ともに歩む存在を見つけるというのも、ぜひ加えて欲しいのだ。

そしてそれは、自信満々の肥大した自我では難しく、やはり謙虚さが大切なのである。

謙虚さはやはり日本人の美徳だと、本当に思った大坂選手の試合だった。