長崎県職員は不健康? 健診「有所見者」9割超(長崎新聞) – Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00000006-nagasaki-l42 @YahooNewsTopics

長崎県は28日までに、県職員の2017年度の健康診断で「軽度異常」や「再検査」「要精密(検査)」などと判定され、何らかの異常がみられた「有所見者」の割合が92・8%に上ったことを明らかにした。

長崎県庁


笑えないニュースである。

長崎県は、いろんな事業を行っている。

県庁のホームページを見ればすぐ見つかる。

健康ながさき21、健康ながさき21(第2次)
健康長寿日本一の長崎県づくり、生活習慣病対策などである。

これには、当然長崎県民の税金が使われている。

なぜこんな事をやるかというと、医療費の支出を抑えるために、みんなで健康に留意してくださいという理由だ。

その趣旨を思えば、指導する立場である県の職員が、率先して暴飲暴食、運動もせずに不健康だという事になる。

体が不健康なら、精神も不健康に成りがちである。

困ったものである。

ここで提案するのは、手っ取り早く、役人たちの健康を正常に戻すには、役人の給料をどんと減らすべきだという事である。

まあ大体、金持ちの方が不健康なので、県の職員の給料を大幅に減らして、質実剛健、質素倹約の生活態度をもう一度経験してはどうだろうか。

キツイ言い方だが、新しい県庁の中でふんぞり返っている場合ではないのだ。

海外から笑われている日本のメタボ基準

一般健康診断が有益である可能性は低い

こう結論付けたのは、医学研究の信頼性を検証する国際研究グループのノルディックコクランセンターだ。

研究班はアメリカとヨーロッパで行なわれた14件の臨床実験のデータベースを用い、18万人以上の成人の情報を分析。健診を受けた成人群と、受けなかった成人群を平均9年間追跡してその違いを調べた。そのうち9件の臨床試験によると、両群において全体の死亡率及び、心臓病、脳卒中、がんによる死亡率に違いはなかったという。

つまり、車検と同じように定期的に検査をしても、生物学はそれほど単純ではないので、あまり意味がないということらしい。

そしてもう一つ、健康不健康の基準値がおかしいという点も挙げている。

年齢や性別を考慮に入れていない基準

ほとんどの健診や人間ドックにおいて、日本の基準値は年齢はおろか性別でさえも分けていない項目が大半です。20歳の活力に満ちた男性と80歳のおばあさんが同じ基準で判断されるのはどうでしょうか。東海大学医学部名誉教授の大櫛陽一氏

こんなデータがある。

日本人間ドック学会が今年8月、昨年に人間ドックを受診した全国の約313万人について、「異常なし」とされた人の割合が過去最低の7.8%だったと発表した。

メタボ関連の項目一つで「正常者が50%」になり、複数の項目を調べることで、健康な人の9割以上が何らかの異常と指摘される状況になっている。

これには同学会さえも「生活習慣病に関する項目の判定基準が厳しくなっている」と頭を抱えたほどだ。

つまり、長崎県職員と同じ結果が出ているのである。

男性よりも女性の基準値が高いあべこべの腹囲

日本の場合、男性は85センチ未満、女性は90センチ未満が厚労省の定める基準値だが、アメリカでは男性が102センチ未満、女性は89センチ未満と男性の基準値のほうが大きい。

まあ特殊な場合を除いて、男性の方が体が大きいので、日本の基準値はどう考えても変である。

これはウエストの測定法に問題があるという。日本ではへその位置でウエストを測るが、国際的には肋骨の下と骨盤の上の間の骨のないところで測定するのが普通。

年齢を考慮に入れない血圧の基準値

今から20年ほど前まで、40歳以上を対象とした住民健診では収縮期180未満、拡張期100未満が治療の対象外でした。それが年々厳しくなり、メタボ健診では130/85以上が異常とされたのです。大櫛陽一氏

こんな基準値を誰が決めたのだろうか。

おじいちゃんと高校生では血圧が違うのは当然だと思う。

やはり変である。

こんな基準があるから医師が降圧剤を乱用すると言われている。

こう考えると、降圧剤を作っている製薬会社と医者がグルだと思われても、しょうがないんじゃない。

高血圧は脳卒中のリスクを増やすのだが、そのリスクは高血圧自体ではなく、降圧剤の副作用という研究もある。

日本のメタボ検診 男より女の基準値大きく海外から笑われる
https://www.news-postseven.com/archives/20121206_158390.html


こいつは恐ろしい。

現在薬漬けが問題になっている。

現場の医者は勤勉で献身的だと思うのだが、こんな変な基準値を国が決めれば、現場の医者もそれに従わざるを得ないのだ。


以上の事から、まず長崎県が色々考えなくてはいけないのだ。

なにせ、日本一不健康な職員たちの県だからである。